全国コロナ感染者数、6週連続減少
厚生労働省は10月11日、
全国に約5000ある定点
医療機関に、9月30日~
10月6日に報告された
新型コロナウイルスの
新規感染者数は、合計
1万5195人で、1定点
当たり3.07人であった
と発表した。
前週の約0.86倍で、6週
連続で減少した。
昨年の同時期は、1定点
あたり5.20人であった。
都道府県別の最多は、
茨城県の5.47人
である。
次いで、
岩手県4.86人、
千葉県4.79人
と続く。
主要都市では
東京都2.45人、
愛知県3.57人、
大阪府 1.93人、
福岡県1.58人
であった。
41都道府県で減少
した。
10月6日までの1週間に
定点医療機関に報告さ
れた新規入院患者数は
1242人で、前週から
98人減少した。
集中治療室(ICU)に
入院した患者は66人
で、前週から1人増え
た。
都道府県別では、
北海道4.22人、
青森県2.76人、
岩手県4.86人、
宮城県4.68人、
秋田県3.96人、
山形県3.00人、
福島県4.07人、
茨城県5.47人、
栃木県4.61人、
群馬県3.34人、
埼玉県4.17人、
千葉県4.79人、
東京都2.45人、
神奈川県3.19人、
新潟県3.79人、
富山県2.32人、
石川県2.42人、
福井県1.59人、
山梨県4.34人、
長野県4.15人、
岐阜県3.47人、
静岡県3.90人、
愛知県3.57人、
三重県2.18人、
滋賀県2.67人、
京都府2.03人、
大阪府1.93人、
兵庫県2.14人、
奈良県2.82人、
和歌山県2.23人、
鳥取県3.76人、
島根県2.86人、
岡山県3.15人、
広島県2.16人、
山口県2.27人、
徳島県2.57人、
香川県2.68人、
愛媛県2.42人、
高知県3.41人、
福岡県1.58人、
佐賀県1.51人、
長崎県1.81人、
熊本県2.41人、
大分県2.17人、
宮崎県2.57人、
鹿児島県1.80人、
沖縄県1.30人、
であった。
コロナ新ワクチン・レプリコン、波紋?
高齢者らを対象に、
10月1日に始まっ
た、新型コロナウ
イルスの定期接種で、
メッセンジャーRNA
(mRNA)が細胞内で
複製されるワクチン
「レプリコン」
が新たに加わり、
波紋が広がっている。
と言うのも、
一部の学会などが
「ワクチン接種者から
未接種者に感染する
懸念がある」
との見解を表明した。
当然の事ではあるが、
厚生労働省は
「安全性に重大な懸念
は認められない」
とするが、
大手ヨガスタジオや
美容院などでは、
入店制限の動きも出て
おり、政府は冷静な
対応を求めている。
「新型レプリコン
ワクチン接種の
お客様の入店を
お断りさせて
いただくことに
しました。」
大阪市内の美容院は
9月下旬、
ホームページに、
上記のメッセージを
載せた。
美容院を経営する
男性は、
「接種した人から感染
するとの話がある。
家族やお客様の健康
を守るためには、
不安が払拭される
まで、断らざるを
得ない。」
と話す。
そもそも、
レプリコンワクチンは
「Meiji Seika
ファルマ」
が製造したワクチンで
ある。
オミクロン株の
「JN・1」
に対応したワクチン
として、
今回の定期接種を前に
他の4製品と共に承認
された。
ただ、
レプリコンワクチンは
メッセンジャーRNA
(mRNA)が、体内で
複製されて増える
「自己増殖型」で、
一部の専門家などから
は、
「(mRNAなどが)
無限に増える」
などと、安全性を懸念
する声も上がっている。
加えて、
8月上旬には、看護師
ら医療従事者で作る
学会
「日本看護倫理学会」
が、
レプリコンワクチン
について、
「自分のみならず、
非接種者の家族や
周囲の人々にまで
影響を与える可能
性がある」
などとする緊急声明
を公表した。
学会は、
開発された米国など
海外で認可されてい
ない段階で、導入す
るのは「拙速」では
ないか?
と主張する。
Meiji側は
「緊急声明は、
内容があまりに
不正確」
などとして、学会へ
の法的措置を含め、
対応を検討している
が、全国で、500店
超のホットヨガスタ
ジオなどを展開する
会社は、今月に入り、
レプリコンワクチン
の接種者を対象に
「ワクチンの安全性
が確認できるまで
入店をお控えいた
だきますようお願
い申し上げます」
などと自社サイトに
掲載した。
直ぐさま、
一部の美容院や
クリニックなども
入店や来院の制限
を求める
メッセージを発信
した。
そんな中、
来場を制限する
京都市内の工房で
代表を務める男性は、
「ネットで目にした
専門家の意見と
政府の見解が
違いすぎる」
と訴えた。
これに対し、
厚労相は10月4日の
閣議後記者会見で
「薬事承認で安全性
や有効性を確認し
ている。
ワクチン成分が他者
に伝播し、健康被害
が生じるという科学
的知見はない」
と強調した。
また、
「国民に冷静な対応を
お願いするとともに、
最新の科学的知見に
基づく情報の発信
に努めたい」
とも述べた。
高齢者ら定期接種始まる
R6 10月から始まった
新型コロナウイルス
ワクチンの定期接種
は、
➀65歳以上の高齢者、
➁基礎疾患のある
60~64歳の人
が対象である。
R7・3月までに1回
摂取できるが、低所
得者を除き、最大
7000円の自己負担
が生じる。
ご存じの通り、
生後半年以上の
全ての人を対象
とした、
全額公費負担の
「特例臨時接種」
は、R6 3月末で
終了した。
代わりに高齢者らの
重症化予防を目的に、
定期接種を秋から冬
にかけて実施する
ことになった。
定期接種で使用
されるワクチンは、
メッセンジャーRNA
(mRNA)が細胞内で
複製される
「Meiji Seika
ファルマ」の
レプリコンワクチン
など5製品。
他に、
米ファイザー、
米モデルナ、
第一三共のmRNA
ワクチン、
武田薬品工業の
組み換えタンパク
ワクチン
がある。
いずれも
オミクロン株の
「JN・1」
に対応しており、
国立感染症研究所は、
現在主流の
「KP3」
に対しても
従来のワクチンより
効果が期待される
としている。
どのワクチンが使用
されるのかは、医療
機関によって異なり、
今シーズンの接種が
本格化した
インフルエンザワクチ
ンとの同時接種も可能
という。
接種費用は、
1万5千円程度とされる
が、自己負担額が最大
7000円となるよう、
国が接種1回あたり
8300円を各自治体に
助成する。
対象外の人が受ける
場合は、原則として
全額自己負担の
任意接種となる。
レプリコン、肯定派と否定派の見解
レプリコンワクチンに
関して、医師の意見が
2つに分かれている。
肯定派、否定派という
種別で、双方の見解を
以下に示す。
<肯定派>
レプリコンワクチンを
接種しても、周りの人
にワクチンや感染性
ウイルスを拡散させる
ことはありえない。
ワクチンが細胞に入る
と、mRNAが複製され、
この過程でウイルスの
スパイクタンパク質が
増えるが、複製される
のは2週間程度である。
また、
細胞外に出れば壊れる
上、感染症のあるウイ
ルスを体内で作るよう
な機能も無い。
ところが、
レプリコンワクチンが
体内で増殖して、他人
に伝播する可能性を指
摘する主張がある。
その主張は、
約30年前の古いデータ
をもとに曲解されてい
る可能性が高い。
ワクチン接種者が未接
種者に広げるような言
説は、科学的なエビデ
ンスに基づいていない。
もしかすると、
「自己増殖型」
というネーミングが
マイナスの印象を与
えているのかもしれ
ない。
周知の事実だが、
レプリコンワクチン
は、日本では400人
程度、ベトナムでは
8000例の臨床試験で、
免疫原性や有効性が
確認されている。
ただ、人が接種した
場合のデータが少な
いのは確かである。
とはいえ、
他人に伝播すること
はない。
だが、
心筋炎、
アレルギー
といった
副反応が出る可能性
はあり、今後も慎重
にモニタリングして
いく必要がある。
<否定派>
最大の薬害をもた
らしているのは、
mRNAワクチンで
ある。
その理由の1つと
して、
mRNAワクチンは
治験を何度も行い、
安全性を確認した
ワクチンではない
事があげられる。
また、
以下のような
データがある。
新型コロナウイルス
感染症予防接種健康
被害審査、
第二部会の
審議結果では、
健康被害救済認定
8108件、
死亡認定818名
であった。
この数字から、
mRNAワクチン接種
による
Long COVIDが
生じている可能性
が大きい、
ということが分かる。
Long COVIDとは
簡潔に言えば、
病原体を排除できず、
感染が長期化する事
である。
この事態を重く
捉えた海外では、
mRNAワクチンは
効果より副作用が
問題となり、3回
~4回で接種は
終了している。
一方、日本では、
海外の情報が報道
される事は無く、
7回まで接種が進ん
だが、頻回なワク
チン接種で、一時期
世界最大の感染者数
を記録した。
「百害あって一利
なし。」
もはや、
mRNAワクチンは
無用の長物となって
いる。
さらに、10月からは
危険な自己増殖型
レプリコンワクチン
(コスタイベ筋注)
接種が、高齢者に
対して始まってい
る。
そもそも、
mRNAワクチンは、
危険性の高いワクチン
であるが、
レプリコンワクチンは、
さらに危険性の増した
ワクチンである。
と言うのも、
「レプリカーゼ」
と呼ばれる酵素が細胞
内で、mRNAを複製し、
スパイク蛋白を自己増
殖し続けるため、
これまでのワクチン
よりも、重篤な疾患
を発生する可能性が
高まるのである。
具体的には、
➀接種した人の呼気、
➁汗に含まれる
細胞外小胞
(エクソソーム)、
による周囲の人達への
暴露(シェディング)
の危険性が、
従来型ワクチンの
100倍以上になる
可能性がある、
と言われている。
また、
レプリコンワクチンの
ベトナムでの大規模な
治験の結果が、
2024年5月に報告され
ている。
その内容だが、
第3相の治験に参加した
ワクチン接種者8059名
のうち
5名が死亡し、
118名に重篤な有害
現象が見られた。
アメリカで開発された
レプリコンワクチンで
あるが、
世界で承認されたのは
日本のみである。
この事実だけで、
今回のワクチン接種は
時期尚早だと言える。
しかも、
mRNAワクチンは、
これまで接種されて
きた全ワクチンより
も多くの健康被害を
もたらしている。
さらに、
危険性の高いレプリ
コンワクチンを導入
する事は、
国民の生命を軽視する
国の姿勢の現れ
と思われる。
そんな中、
厚生労働省医薬局の
医薬品審査管理課長は、
「日本を魅力ある治験
市場にする政策に変
えていく必要がある」
と述べている。
また、
一般社団法人日本看護
倫理学会から
「新型コロナウイルス
感染症予防接種に導
入される
レプリコンワクチン
への懸念、自分と周
りの人々のために」
との緊急声明が出され
ている。
その内容だが、
➀開発国や先行治験国
で認可されていない
こと、
➁シェディング、
③将来の安全性、
④インフォームドコン
セント、
⑤接種勧奨と同調圧力
の問題
などである。
以上が、肯定派、
否定派、双方の
見解である。
いずれにしても、
感染予防のための
ワクチンが重大な
健康被害をもたら
している可能性が
無いとは言えない。
とすれば、
今後は、
ワクチンの効果と
副作用を知り、
打つかどうかをよく
考える必要がある。
石川県、コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナ・マイコプラズマ肺炎の現状。
<コロナウイルス>
県全体2.42人、
金沢市1.82人、
南加賀1.90人、
石川中央2.82人、
能登中部5.33人、
能登北部0.75人。
<A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎>
県全体1.24人、
金沢市1.27人、
南加賀1.00人、
石川中央1.33人、
能登中部2.00人、
能登北部0.00人。
<感染性胃腸炎>
県全体4.45人、
金沢市5.55人、
南加賀5.17人、
石川中央4.00人、
能登中部3.25人、
能登北部0.00人。
<手足口病>
県全体10.24人、
金沢市12.09人、
南加賀6.17人、
石川中央12.00人、
能登中部12.25人、
能登北部3.00人。
<ヘルパンギーナ>
県全体0.21人、
金沢市0.00人、
南加賀0.67人、
石川中央0.17人、
能登中部0.00人
能登北部0.50人。
<マイコプラズマ
肺炎>
県全体1.60人、
金沢市4.00人、
南加賀2.00人、
石川中央0.00人、
能登中部1.00人、
能登北部1.00人。
<コロナウイルス>