冬のスポーツと言えばラグビー。
今の時期はシーズン前でもあり、合宿や練習試合で来るべきシーズンへの準備をしています。
そんな中で、先日あるチームのコラムに残念な寄稿が寄せられていました。
以下一部抜粋、引用させていただきました。
(前略)
読者のみなさんは、何を言っているのかさっぱりわからないだろう。筆者が新幹線で一人涙したわけを語ろう。
最大のものは、XXX側から○○側へ発せられたヤジである。
「五流大学!」
スタンドからではない。選手から発せられたヤジである。
最低だ。
XXXとかいう大学が何流なのかは知らないが、品格が五流以下であることだけは確実だ。
さらに、試合のさなか、夏合宿での練習で真っ黒に日焼けした〇〇の選手に対して、
「くろんぼ!」。
これに至っては、何が言いたいのか、何がしたいのか、さっぱりわからない。
君たちは幼稚園児か!
いや、これは幼稚園児に失礼だ。いまどきの幼稚園児は、こんなバカなことは言わない。
そして、〇〇のキャプテンが試合後、XXXベンチにあいさつに行ったところ(監督は早々にグラウンドを後にしていたらしい)、あいさつを受けたXXXのコーチはその〇〇のキャプテンを「あいさつなどいらない」と追い払ったという。
(後略)
私も(一応は)スポーツに関わっています。役員もやっています。
グラウンドに行けばいろいろな人に会いますし、選手もいます。
決して強くはありませんが、キチンと一人ひとりが挨拶をしてくれるチーム(選手と保護者)。
近くの保護者から「挨拶しろよ」と言われても、何もないチーム。
数年前にあった、とあるチームの応援マナー。
選手の態度・・・
ま、いろいろあります。
勝負事ですので、勝つに越したことはありません。
勝つチームには、それなりの誇りと品格があります。いいえ、自然と芽生えてくることでしょう。
きっと技術を教えてもらっても、社会的なものは教わっていないのだろうかと思ってしまいます。
基本は選手じゃないのですよね。
それを教えてあげる大人。
このコラムでも、指導者(コーチ)がこんな感じだから、選手に求めることはできないと言っています。
中には強くなればなるほど、周りが見えなくなって行ってしまう場合もあると思います。
過去の栄光にしがみついていることで、勘違いしているのかもしれません。
チーム作りは強くするだけのことではないはず。
そして、強い時こそ、その誇りと品格を持たなければいけないのだと考えます。