この日にベスト16すべてが決まる戦いは、梅雨明けの日でした。
でも、青空ではなく、灰色の雲に覆われていた松本市営球場でした。
長野高は1883年に設立された県内有数の伝統ある名門校です。
今年の春は地区大会三回戦止まりですが、過去二回の夏の甲子園出場を果たしています。
今大会は、一・二回戦ともにコールドで勝ち上がって来ています。
一回戦 長野 10 - 1 塩尻志学館 (7回コールド)
二回戦 長野 12 - 0 岡谷東 (5回コールド)
飯田風越高は開幕戦に登場し、二回戦はリードを守り切って勝ち上がって来ています。
一回戦 飯田風越 18 - 0 明科 (5回コールド)
二回戦 飯田風越 3 - 2 岩村田
長野高は北信地区の長野市、飯田風越高は南信地区の飯田市が地元ですので、松本市にある松本市営球場の雰囲気はというと、一般の観客席からは飯田風越高への拍手が多かったと思えました。
また、第一試合で勝った更級農業高の選手、保護者の方も昼食を摂りながら、飯田風越高を応援していました。
そんな中で試合を終始リードしていたのが長野高。
1-1で迎えた中盤の五回に集中打で2点を挙げて、飯田風越高の反撃を1点に抑えて5-2でベスト16に勝ち上がりました。
この試合、飯田風越高の先発黒河内くんをリリーフした背番号1の橋本くん。
ピンチを迎えると、必ずセンター方向へ向いて写真のように大きな声を掛けていました。
この試合では残念なことに度々、このような場面を目にしてしまいましたが、自分に気合を入れるためでしょうか。
その視線の先には、スコアボード上の旗を見ているかのようでした。
何とも言えない”潔さ”を感じました。
昨日でベスト16が出そろいました。
今日はベスト8を掛けて、より熱い試合になることでしょう。
次の8試合が予定されています。
佐久長聖高 対 上田染丘高
長野西高 対 長野日大高
小諸商高 対 池田工高
長野高 対 須坂高
松商学園高 対 更級農高
上伊那農高 対 田川高
野沢北高 対 長野東高
創造学園高 対 上田西高
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