「Dream Park〜野球場へゆこう〜」は、2004年に発表された日本野球機構(NPB)のオフィシャルソングです。作詞は森浩美さん、作曲は船山基紀さんと関戸鉄也さん、編曲を船山基紀さん、歌は鈴木雄大さん&Dream Park Kids Projectが担当しています。
プロ野球が開催される球場、または野球中継などで聞いたことがある方もいると思いますが、案外、昔からの楽曲だったのですね。
メジャーリーグベースボール機構(MLB)では、各球場で7回(セブンス・ストレッチ・イニング)になると、「Take me out to the ball game(私を野球に連れてって)」という楽曲が球場内に流れ、ファンが歌っています。日本のプロ野球でも、「球団、球場関係なく、みんなで歌う曲があればいいな」と企画されたのが、「Dream Park〜野球場へゆこう〜」です。
「Take me out to the ball game」は子どもでも歌えるような簡単な歌詞とメロディーで、耳に残ります。それに負けないように、野球が好きなヒットメーカーたちを集めて制作チームを結成し、作詞をSMAPやKinki Kidsなど楽曲を担当した森浩美さん、作曲は渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」、少年隊の「仮面舞踏会」などを担当した船山基紀さんと古本鉄也さんが担当し、メインの歌い手はシンガーソングライターの鈴木雄大さん、そして、船山さん、古本さんや子どもたちの合唱も加えられています。
また、当時の文部省(現;文部科学省)が、親子の会話のキャッチボールのキャンペーンをしていたこともあり、野球場で親子がひとつになれるようにと、アーティストのための歌ではなく、野球のための歌を作るとともに、できる限り権利に関する縛りを取り除き、野球の普及のために活用できるようにと、自分たちですべての制作費を負担し、作詞作曲を手がけ、原盤権や出版権なども自分たちで管理するなどをしてきたそうです。
また、2020年にリメイクされ、2020年バージョンの歌唱を担当したコーラスグループの「アンサンブル・コノハ」のリーダーの中村萌子さんは、2004年バージョンの合唱に参加していた子どものひとりだそうです。
2021年は野球場でこの歌が聴ける日がくることを願いたいと思います。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。