ということで、善光寺御開帳と御柱祭が同時開催される長野市と諏訪エリアを結ぶ直通臨時列車として、JR東日本長野支社では特急「信州」を2022年4月23日〜6月12日の土日祝日を中心に13日間運転されます。このエリアを直通する特急列車は、夏祭り「長野びんずる」などに合わせて2016年8月6日にJR長野駅発~JR上諏訪駅行で運転された「臨時特急 松本・諏訪号」以来、約6年ぶりとなります。
さて、「信州」はJR茅野駅〜JR長野駅間を1日2往復し、使用車両は特急「あずさ」などで運行しているE353系3両編成です。ちなみに全車指定席です。
(キン肉マンに登場するロビンマスク似)
そもそも、このJR茅野駅〜JR長野駅の区間には、通常時には直通の特急は運行されていません。JR茅野駅~JR長野駅に移動する場合、特急の場合には「あずさ」でJR塩尻駅かJR松本駅まで行き、そこでJR東海が運行している特急「しなの」に乗り換えなければなりません。
普通列車の場合は、1日数本の直通に乗車するか、やはり途中で乗り換えしなければなりません。こちらの場合には、2時間近くかかるため、いわゆる修行状態になります。特急でもあまり変わらない場合がありますけど。
ちなみに、「信州」の所要時間は約1時間40分。乗り換えしなくていい分は楽に移動できそうなのですが、JR茅野駅発6時30分と12時45分、JR長野駅発が11時30分と18時45分の設定。便利なのか不便なのか。
2022年3月のダイヤ改正ではJR中央本線のあずさは区間減便・減車が進められており、今回の信州は余剰が生じるE353系付属編成の活用とみられています。
なお、この区間では4月16日〜6月19日の計6日間、JR長野駅〜JR富士見駅間に快速「リゾートビュー諏訪湖」を運行します。運転日も綺麗に重ならないように、4月16日、17日、5月21日、22日、6月18日、19日となっています。この「リゾートビュー諏訪湖」は展望席のあるHB-E300系車両2両編成(全車指定席)が使用されるそうです。
また、JR東日本長野支社では、「春の信州を楽しむ臨時列車を運転します」として「信州」のほか、JR大糸線で穗髙神社(安曇野市穂高)の式年遷宮への観光に向けた臨時列車、JR篠ノ井線のJR塩尻駅〜JR西条駅間が開業から120周年を迎えることを記念した臨時列車を発表しています。
「篠ノ井線120周年号」は電気機関車(EL)+12系客車3両+ELのプッシュプル編成とされており、JR松本駅~JR西条駅(1号)、JR西条駅~JR塩尻駅(2号)、JR塩尻駅~JR長野駅(3号)が2022年6月25日と26日の2日間に運行されます。ELについては発表されていません。
そもそも、ELがけん引する旅客列車は大変珍しいらしく、日本全国でも定期的に運転するのは大井川鐵道井川線の一部区間(長島ダム駅~アプトいちしろ駅)と黒部峡谷鉄道(季節運転)の2路線のみということで、鉄系の多くのファンから注目される列車となりそうです。
きっと、どの列車の切符も争奪戦になるのでしょうね。たぶん、私はどれも乗車することはないでしょうけど。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。