「フェイタス5.0(第2類医薬品)」は、久光製薬株式会社(東京都千代田区 / 佐賀県鳥栖市)が製造、販売している、外用鎮痛消炎薬用のフェイタスシリーズの貼付薬です。
フェイタス5.0は2013年9月に従来の「フェイタス3.5α」をリニューアルし、効きめ成分「フェルビナク(Felbinac)」を3.5%から5.0%に、さわやかな清涼感の「l-メントール」を3.0%から3.5%にそれぞれ高濃度化するとともに、「トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)」が配合された「経皮鎮痛消炎テープ剤」になります。フェルビナクとは、抗炎症、鎮痛作用を持った非ステロイド性抗炎症薬のことです。
ドラッグストアなどの薬局に行きますと、いろいろな外用鎮痛消炎薬(いわゆる湿布薬)があり、どれが効果があるのか、私なんぞにはまったく謎ですが、一応、このフェイタスシリーズをよく使っています(安いからかも)。
ほかにも、「ロキソニン(第一三共ヘルスケア)」「パテックス(第一三共ヘルスケア)」「アンメルツ(小林製薬)」「ボルタレン(グラクソ・スミスクライン )」「サロンパス(久光製薬) 」などがあります。
さて、中日ドラゴンズの専用球場(本拠地)である、株式会社ナゴヤドーム(愛知県名古屋市東区)は医薬品メーカーの興和株式会社(名古屋市中区)と2021年1月から2025年12月末までの「ネーミングライツ(命名権)」契約を結ぶことで合意したと発表しました。これによって、中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームは来季から「バンテリンドームナゴヤ」に変更されることになります。
ネーミングライツとは、スポーツ施設などの名称にスポンサー企業の社名やブランド名を付与するもので、いわゆる「命名権」と呼ばれます。米国で1990年代からプロスポーツ施設を中心に急速に拡大し、現在では日本国内でもスポーツ施設などの運営資金調達のための重要な手法の一つとして定着しています。
現在、プロ野球(一軍)の本拠地でネーミングライツ契約されている球場は次のものがあります。
■エスコンフィールド北海道 / 北海道日本ハムファイターズ(2023年~)
■楽天生命パーク宮城 / 東北楽天ゴールデンイーグルス
■メットライフドーム / 埼玉西武ライオンズ
■ZOZOマリンスタジアム / 千葉ロッテマリーンズ
■京セラドーム大阪 / オリックス・バファローズ
■MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 / 広島東洋カープ
■福岡PayPayドーム / 福岡ソフトバンクホークス
名称の変更が最も多いのはイーグルスの本拠地で、5度を数え、逆にバファローズの本拠地は2006年から12年以上一度も改称がなく、カープの本拠地も開場した2009年以降、変更されてません。また、各球場に「公式略称」があり、たとえば、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」は「マツダスタジアム」となっています。そのほかは、ととんど、そのまんまに近い状態です。
さてさて、今回の「バンテリンドームナゴヤ」はどのような略称になるのでしょうか。まだ発表はありませんが、「バンテリンドーム」となるような感じでしょう。
大きな問題として、応援歌「燃えよドラゴンズ」は、どう歌えばいいか?「♬バンテリンドームに詰めかけた~」となるのか。興和にしてみれば、お金のかからない、良い宣伝になりそうです。
また、小さな問題として、ドーム最寄り駅の「ナゴヤドーム前矢田駅」は「バンテリンドームナゴヤ前矢田駅」となるのか。こちらは、ネーミングライツ契約をしていないので、微妙でしょうけど。
今回の契約に際し、興和は「バンテリンは痛みに悩んでいる方をサポートするもののブランド名。地域の皆様に愛される存在になれば」とのことでです。まあ、2021年以降のドラゴンズは負けが少なくなりますので、「(負けての)痛み」をやわらげる必要はなくなってしまっています。
最近は湿布薬のお世話になることが少なくなりましたが、今度、買うことがあれば「バンテリン」でも使ってみようかな。
■外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、「3つの密」の回避を心掛けましょう。
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■お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報を確認しましょう。
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