2021年8月9日開幕の第103回全国高校野球選手権大会に出場する、「明日のヒーロー」が出そろい組み合わせが決まりました。大会は8月25日までの17日間(休養日3日を含む)開催されます。
初出場は東北学院高(宮城)、鹿島学園高(茨城)など5校。春夏連続出場は選抜大会準優勝の明豊高(大分)など13校。公立校は11校、私立校は38校。 選抜大会優勝の東海大相模高(神奈川)は準々決勝を前に新型コロナウイルス感染で出場辞退。同ベスト4の中京大中京高(愛知)は準決勝、ベスト8の仙台育英高(宮城)は四回戦、14大会連続出場を目指した聖光学院高(福島)は決勝で敗れるなど波乱も多かった地方予選でした。
8月9日(一回戦)
■日大山形高(山形) vs. 米子東高(鳥取)
日大山形高 / 4年ぶり18度目:1958年に山形学園山形第一高等学校として開校。1962年に日本大学の付属となり現在の校名に改称。野球部は1958年創部。甲子園は春4回、夏17回出場で夏のベスト4が最高成績。主なOBは元;広島東洋カープの栗原健太さん、東京ヤクルトスワローズの奥村展征選手、阪神タイガースの中野拓夢選手など。
米子東高 / 2大会連続15度目:1899年創立。野球部の創部は1900年。甲子園出場は春9度、夏は15度目。1960年春に準優勝。主なOBは元;阪神タイガースの土井垣武さん、元;広島東洋カープの宮本洋二郎さんなど。
■新田高(愛媛) vs. 静岡高(静岡)
新田高 / 初出場:1938年に創立。野球部は1947年創部。甲子園は夏は過去出場なし、春は2度出場。主なOBは元;読売ジャイアンツの越智大祐さん、ロンドンオリンピック柔道日本代表の中矢力さんなど。
静岡高 / 2大会連続26度目:1878年に静岡師範学校中等科として創立。1953年に現校名に改称。野球部は1896年創部。甲子園は春17度、夏は26度目の出場。主なOBはオリックス・バファローズの増井浩俊選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの堀内謙伍選手など。
■東明館高(佐賀) vs. 日本航空高(山梨)
東明館高 / 初出場:1988年に創立。校名は対馬藩田代領の藩校に由来。野球部は創立と同時創部。春夏通じて甲子園初出場。主なOBはアビスパ福岡の桑原海人選手、漫画家の原泰久さんなど。
日本航空高 / 13年ぶり6度目:1932年に甲府在郷軍人航空研究会を母体として創立。野球部は1960年創部。甲子園出場は夏6度目、春は1度。主なOBに元;中日ドラゴンズの八木智哉さんなど。
8月10日(一回戦)
■智弁学園高(奈良) vs. 倉敷商高(岡山)
智弁学園高 / 2大会連続20度目:1965年創立。野球部も同年創部。甲子園は夏は20度目、春は14度出場で優勝1回。主なOBは東京ヤクルトスワローズの廣岡大志選手、読売ジャイアンツの岡本和真選手など。
倉敷商高 / 9年ぶり11度目:1912年創立。野球部の創部は1931年。甲子園は春4度出場、夏は今回で11度目。主なOBは元;中日ドラゴンズの星野仙一さん、千葉ロッテマリーンズの岡大海選手など。
■広島新庄高(広島) vs. 横浜高(神奈川)
広島新庄高 / 5年ぶり3度目:1909年創立。野球部は1928年創部。甲子園出場は春3度、夏は5年ぶり3度目。主なOBは広島東洋カープ・コーチの永川勝浩さん、東京ヤクルトスワローズの田口麗斗選手など。
横浜高 / 3年ぶり19度目:1942年に創立。野球部の創部は1945年。甲子園出場は春16度、夏は19度目。主なOBは埼玉西武ライオンズの松坂大輔選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章選手など。
■高岡商高(富山) vs. 松商学園高(長野)
高岡商高 / 4大会連続21度目:1897年創立。野球部は1923年創部。甲子園出場は春5度、夏は21度目。主なOBは元;横浜ベイスターズの進藤達哉さん、元;北海道日本ハムファイターズの紺田敏正さんなど。
松商学園高 / 4年ぶり37度目:1898年創立。野球部は1913年創部。甲子園出場は春は15度、夏は37度目。主なOBは元;中日ドラゴンズの上田佳範さん、読売ジャイアンツの直江大輔選手など。
■東北学院(宮城) vs. 愛工大明電(愛知)
東北学院高 / 甲子園初出場:1886年に仙台神学校として開校。1891年に東北学院に改称。野球部は1971年創部。甲子園出場は春夏通じて初。主なOBに埼玉西武ライオンズの本田圭佑選手など。
愛工大名電高 / 3年ぶり13度目:1912年創立。野球部は1955年創部。甲子園出場は夏13度目で、春は9回。優勝は春1回。主なOBは福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康さん、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんなど。
■8月11日(一回戦)
■ノースアジア大明桜高(秋田) vs. 帯広農高(北北海道)
ノースアジア大明桜高 / 4年ぶり10度目:1953年に秋田短期大学付属高として開校。2020年に現在の校名に改称。野球部は1953年創部。甲子園は春5回、夏9回出場で夏のベスト4が最高成績。主なOBに元;福岡ソフトバンクホークスの摂津正さん、横浜DeNAベイスターズの砂田毅樹選手、千葉ロッテマリーンズの山口航輝選手など。
帯広農高 / 39年ぶり2度目:1920年に十勝農業学校として創立された道立校。野球部は1926年創部。主なOBに東京オリンピックで4度目出場の自転車マウンテンバイク山本幸平選手、2016年リオデジャネイロ大会女子7人制ラグビー代表の桑井亜乃選手など。
■県岐阜商高(岐阜) vs. 明徳義塾高(高知)
県岐阜商高 / 9年ぶり29回目:1904年創立。野球部は1924年創部。甲子園は春28度、夏は29度目で春3回、夏1回優勝。主なOBは元;中日ドラゴンズの高木守道さん、元;中日ドラゴンズの和田一浩さん、横浜DeNAベイスターズの三上朋也選手など。
明徳義塾高 / 2大会連続21度目:1976年に創立。野球部は同年に創部。甲子園出場は夏21度目で春20度。2002年夏に優勝。主なOBは横浜DeNAベイスターズの伊藤光選手、プロゴルファーの松山英樹選手、横峯さくら選手など。
■神戸国際大付高(兵庫) vs. 北海高(南北海道)
神戸国際大付高 / 4年ぶり3度目:1963年に私立八代学院として創立。野球部は1963年創部。甲子園出場は春5度、夏は3度目。主なOBは東京ヤクルトスワローズの坂口智隆選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの小深田大翔選手など。
北海高 / 4年ぶり39度目:1885年に北海英語学校として創立。野球部は1901年創部。主なOBに陸上3段跳びオリンピック金メダリストの南部忠平さん、元;ヤクルトスワローズの若松勉さん、読売ジャイアンツの鍵谷陽平選手、埼玉西武ライオンズの川越誠司選手など。
■小松大谷高(石川) vs. 高川学園高(山口)
小松大谷高 / 36年ぶり2度目:1963年に北陸大谷高校として創立。2010年に現校名。野球部は1963年創部。夏は今回が2度目、春はなし。主なOBは元;日本ハムファイターズの豊島明好さん、元;福岡ソフトバンクホークスの山下亜文さんなど。
高川学園高 / 5年ぶり2度目:1878年に曹洞宗専門学支校として創立。野球部は1911年創部。甲子園は春1度、夏は2度目。主なOBは元;横浜ベイスターズの高木豊さん、東京ヤクルトスワローズの山野太一選手など。
8月12日(一回戦)
■長崎商高(長崎) vs. 熊本工高(熊本)
長崎商高 / 5年ぶり8度目:1885年創立。野球部創部は1920年。甲子園出場は春2度、夏は16年以来8度目でベスト4が最高。主なOBはタレントの蛭子能収さん、元;読売ジャイアンツの松尾輝義さんなど。
熊本工高 / 2大会連続22度目:1898年創立。熊本県立工業学校から1951年に改称。野球部は1922年創部。甲子園は春21度、夏は22度目。夏は3度の準優勝。主なOBに元;読売ジャイアンツの川上哲治さん、元;広島東洋カープの前田智徳さん、中日ドラゴンズ・コーチの荒木雅博さんなど。
■専大松戸高(千葉) vs. 明豊高(大分)
専大松戸高 / 6年ぶり2度目:1959年に専大の付属校として創立。野球部も創立と同時に創部。甲子園出場は春1度、夏2度目。主なOBは北海道日本ハムファイターズの上沢直之選手、千葉ロッテマリーンズの原嵩選手、福岡ソフトバンクホークスの高橋礼選手など。
明豊高 / 4年ぶり7度目:1999年に別府大付と明星の学校法人合併で発足。野球部は1952年創部。甲子園出場は春5度、夏は7度目。2021年春に準優勝。主なOBは福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手、東京ヤクルトスワローズの浜田太貴選手、福岡ソフトバンクホークス特別アドバイザーの城島健司さんなど。
■阿南光高(徳島) vs. 沖縄尚学高(沖縄)
阿南光高 / 25年ぶり2度目:2018年に阿南工高と新野高が再編統合して開校。野球部は同年創部。夏は開校後初めての甲子園で、新野高が夏1度、春1度出場。主なOBは元;読売ジャイアンツの條辺剛さん(阿南工高)、元;読売ジャイアンツの折下光輝さん(新野高)など。
沖縄尚学高 / 2大会連続9度目:1956年に私立沖縄高として創立。1983年に現校名。野球部は1957年創部。甲子園出場は春6度、夏は9度目。1999年春、沖縄勢として初めて全国制覇し、2008年春に2度目の優勝。主なOBは福岡ソフトバンクホークスの東浜巨選手、横浜DeNAベイスターズの嶺井博希選手、埼玉西武ライオンズの与座海人選手など。
■鹿島学園高(茨城) vs. 盛岡大付高(岩手)
鹿島学園高 / 甲子園初出場:1989年創立。野球部も創立と同時に創部。甲子園は今回が初出場。主なOBにJ1鹿島アントラーズの上田綺世選手、土居聖真選手、町田浩樹選手、アルビレックス新潟の島田譲選手、競泳の山野井絵理選手など。
盛岡大付高 / 4年ぶり11度目:1958年に生活学園高校として創立。1990年に現校名。野球部は1980年創部。甲子園は春5度、夏11度目。主なOBに福岡ソフトバンクホークスの松本裕樹選手、東京ヤクルトスワローズの杉山晃基選手など。
8月13日(一回戦)
■大阪桐蔭高(大阪) vs. 東海大菅生高(西東京)
大阪桐蔭高 / 3年ぶり11度目:1983年創立。野球部は1988年創部。甲子園出場は夏11度目で、春は12度。優勝は春3度、夏5度。主なOBは東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手、埼玉西武ライオンズの森友哉選手、中日ドラゴンズの根尾昂選手など。
東海大菅生高 / 4年ぶり4度目:1983年創立。野球部も同年創部。甲子園は春4度、夏は4度目。主なOBは読売ジャイアンツの高橋優貴選手、オリックス・バファローズの勝俣翔貴選手など。
8月13日(二回戦)
■近江高(滋賀) vs. 日大東北高(福島)
近江高 / 3大会連続15回目:1938年創立。野球部は1957年創部。甲子園出場は春5度、夏は15度目。主なOBは阪神タイガースの植田海選手、横浜DeNAベイスターズの京山将弥選など。
日大東北高 / 18年ぶり8度目:1951年創立。野球部は学校創立と同時に創部。夏の甲子園は18年ぶり8度目の出場。主なOBは、たんぽぽ白鳥久美子さんなど。
■西日本短大付高(福岡) vs. 二松学舎大付高(東東京)
西日本短大付高 / 11年ぶり6度目:1962年に設立。野球部の創部は1965年。甲子園出場は春は1度で夏は6度目。1992年夏には全国制覇。主なOBは元;ニューヨーク・メッツの新庄剛志さん、千葉ロッテマリーンズの小野郁選手など。
二松学舎大付高 / 3年ぶり4度目:1948年創立。野球部は1958年創部。甲子園は春5度、夏は4度目。主なOBは広島東洋カープの鈴木誠也選手、読売ジャイアンツの大江竜聖選手など。
■京都国際高(京都) vs. 前橋育英高(群馬)
京都国際高 / 初出場:1947年に京都朝鮮中として開設。野球部は1999年創部。
前橋育英高 / 5大会連続6度目:1963年に創立。野球部は1964年に創部。甲子園出場は春2回、夏6回目。2013年夏に初出場で甲子園を制した。主なOBは埼玉西武ライオンズの高橋光成選手など。
8月14日(二回戦)
■智弁和歌山高(和歌山) vs. 宮崎商高(宮崎)
智弁和歌山高 / 4大会連続25度目:1978年創立。野球部は1979年創部。甲子園出場は夏25度目で、春は14度。優勝は春1回、夏2回。主なOBに北海道日本ハムファイターズの西川遥輝選手、中日ドラゴンズの岡田俊哉選手など。
宮崎商高 / 13年ぶり5度目:1919年に設立。野球部は1919年創部。甲子園出場は夏は5度目で、春は3度。最高成績は1964年夏のベスト4。主なOBは元;近鉄バファローズの小川亨さん、元;広島東洋カープの水谷実雄さんなど。
■作新学院高(栃木) vs. 高松商高(香川)
作新学院高 / 10大会連続16度目:1885年に創立。野球部は1902年に創部。甲子園出場は春10回、夏16回。主なOBは元;読売ジャイアンツの江川卓さん、北海道日本ハムファイターズの石井一成選手、埼玉西武ライオンズの今井達也選手など。
高松商高 / 2大会連続21度目:1900年に創立。野球部は1909年創部。春27度、夏は2大会連続21度目。春夏2度ずつ優勝。主なOBは元読売ジャイアンツの水原茂さん、元;中日ドラゴンズの島谷金二さん、千葉ロッテマリーンズの松永昂大選手など。
■樟南高(鹿児島) vs. 三重高(三重)
樟南高 / 5年ぶり20度目:1883年に博約義塾として創立。1994年に鹿児島商工から現校名。野球部は1954年創部。甲子園は春7度、夏は16年以来20度目で1994年準優勝。主なOBに北海道日本ハムファイターズの鶴岡慎也選手、埼玉西武ライオンズの浜屋将太選手など。
三重高 / 7年ぶり13度目:1961年創立。野球部も同年創部。甲子園は春13度、夏は13度目。主なOBは歌手の西野カナさん、千葉ロッテマリーンズの加藤匠馬選手など。
■日本文理高(新潟) vs. 敦賀気比高(福井)
日本文理高 / 2大会連続11度目:1984年創立。野球部は同年に創部。甲子園出場は夏が11回目、春5回。2009年夏に準優勝。主なOBは横浜DeNAベイスターズの飯塚悟史選手、東京ヤクルトスワローズの鈴木裕太選手など。
敦賀気比高 / 3大会連続10度目:1986年創立。野球部は同年創部。甲子園出場は春8度、夏は10度目。2015年春には初の全国制覇。主なOBは埼玉西武ライオンズの内海哲也選手、オリックス・バファローズの吉田正尚選手、広島東洋カープの西川龍馬選手、北海道日本ハムファイターズの平沼翔太選手、オリックス・バファローズの山﨑颯一郎選手など。
8月15日(二回戦)
■弘前学院聖愛高(青森) vs. 石見智翠館高(島根)
弘前学院聖愛高 / 8年ぶり2度目:1886年に弘前教会内に来徳女学校として創立。1950年に現校名。野球部は2001年創部。2013年夏に甲子園初出場を果たしベスト16。主なOBにアイドルの王林さん(りんご娘)、元;東北楽天ゴールデンイーグルスの大坂谷啓生さんなど。
石見智翠館高 / 2大会連続11度目:1907年創設。野球部は1966年創部。甲子園出場は夏11度目、春は1度。主なOBは元;中日ドラゴンズの谷繁元信さん、読売ジャイアンツの戸根千明選手など。
■浦和学院高(埼玉) vs. 第1日第1試合の勝者
浦和学院高 / 3年ぶり14度目:1978年創立。野球部創部は1978年。甲子園出場は春10回、夏は3年ぶり14回目。主なOBはオリックス・バファローズの榊原翼選手、埼玉西武ライオンズの渡邉勇太朗選手 、千葉ロッテマリーンズの小島和哉など。
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