ワールドカップ・カタール大会のグループ・ステージの日本 vs. ドイツ、日本 vs. スペインの試合を観ていて思ったのが、「後半のアディショナル・タイムが長い」ということ。ドイツ戦では7分、スペイン戦でも7分でした。本来の試合時間は90分(前後半各45分)ですので、最後の最後はまさに祈る数分間でした。
そもそも、カタール大会ではアディショナル・タイムの長さが話題にはなっています。
2022年11月21日のイングランド vs. イランでは前半に14分、後半に10分が表示され、最終的には計27分という延長戦30分(前後半各15分)に近い試合時間になっています。もちろん、試合の大勢が決まっていたとしても試合を続けなければなりません。第2日までの4試合の追加時間(1試合平均)は15・5分で、うち3試合で後半の追加時間が10分を超えていました。
これは2018年ロシア大会で、これまた話題になった映像によって主審の判定を助ける「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」が初めてワールドカップで導入されたこともあり、2014年ブラジル大会の平均5分19秒からロシア大会では平均6分15秒と1分近くも伸び、さらには、「ゴールセレブレーション(ゴールしたあとの歓喜の時間)やVARの介入などによって消費された時間は、アディショナル・タイムにしっかりと加算する」と国際サッカー連盟(FIFA)が大会前に発表して、プレー時間を正確に計測していることを反映していることのようです。アメリカン・フットボールにくわしい方なら、プレー時間以外は時計が止まっていますので、イメージしやすいと思います。
直接的に応援しているチームの試合でなければ試合時間が長くなることで、「なんかもうけた」という気持ちになりますが、これが応援している日本戦ともなれば気が気ではないです。
ちなみに、Jリーグでは2018年11月24日に行われた、明治安田生命J1リーグ第33節の清水エスパルス vs. ヴィッセル神戸にて、後半アディショナル・タイムの表示は4分でしたが、最終的には18分40秒まで試合が続いたということがあります。
このアディショナル・タイムですが、日本では以前「ロス・タイム(loss time)」と呼ばれていました。このロス・タイムは日本だけで使われていた和製英語でもともとFIFAではアディショナル・タイムを使っており、日本でも2010年から日本サッカー協会審判委員会でこの呼び名に統一することが決められています。とは言っても、長年ロス・タイムでしたので以前からの流れでまだ一部で使われているのを見聞きすることがあります。
基本的には内容的には同じようなことなのですが、言葉の違いもあり、受け止め方は大きく違う印象があります。
■ロス・タイム:失われた時間
■アディショナル・タイム:追加された時間
それぞれの言葉を日本語にしてみても、かなり印象が違いますよね。実際にはプレー時間が増えることはなく考え方の違いでしかありません。
アディショナル・タイムとは、「サッカーにおける用語。前後半それぞれの規定試合時間の後に、追加する時間を指す。何分間の追加とするかは、試合中にプレー以外で止まった時間の長さを考慮して、主審の裁量で決定する」もの。
私個人的には「人生にはロス・タイムはあっても、アディショナル・タイムはない」と思っています。ただ、これも考え方次第で、「人生のロス・タイムをなくすことによって、アディショナル・タイムができる」とも思っています。
私なんか人生の前後半は終了し、いまはアディショナル・タイムになっているかも知れません。どのくらいのアディショナル・タイムがあるかはわかりませんが、私の主審(神さま?)がいつ試合終了の笛を吹いてもいいように、もう一度、残り時間の戦い方(過ごし方)を考えてみるってものですね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。
そもそも、カタール大会ではアディショナル・タイムの長さが話題にはなっています。
2022年11月21日のイングランド vs. イランでは前半に14分、後半に10分が表示され、最終的には計27分という延長戦30分(前後半各15分)に近い試合時間になっています。もちろん、試合の大勢が決まっていたとしても試合を続けなければなりません。第2日までの4試合の追加時間(1試合平均)は15・5分で、うち3試合で後半の追加時間が10分を超えていました。
これは2018年ロシア大会で、これまた話題になった映像によって主審の判定を助ける「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」が初めてワールドカップで導入されたこともあり、2014年ブラジル大会の平均5分19秒からロシア大会では平均6分15秒と1分近くも伸び、さらには、「ゴールセレブレーション(ゴールしたあとの歓喜の時間)やVARの介入などによって消費された時間は、アディショナル・タイムにしっかりと加算する」と国際サッカー連盟(FIFA)が大会前に発表して、プレー時間を正確に計測していることを反映していることのようです。アメリカン・フットボールにくわしい方なら、プレー時間以外は時計が止まっていますので、イメージしやすいと思います。
直接的に応援しているチームの試合でなければ試合時間が長くなることで、「なんかもうけた」という気持ちになりますが、これが応援している日本戦ともなれば気が気ではないです。
ちなみに、Jリーグでは2018年11月24日に行われた、明治安田生命J1リーグ第33節の清水エスパルス vs. ヴィッセル神戸にて、後半アディショナル・タイムの表示は4分でしたが、最終的には18分40秒まで試合が続いたということがあります。
このアディショナル・タイムですが、日本では以前「ロス・タイム(loss time)」と呼ばれていました。このロス・タイムは日本だけで使われていた和製英語でもともとFIFAではアディショナル・タイムを使っており、日本でも2010年から日本サッカー協会審判委員会でこの呼び名に統一することが決められています。とは言っても、長年ロス・タイムでしたので以前からの流れでまだ一部で使われているのを見聞きすることがあります。
基本的には内容的には同じようなことなのですが、言葉の違いもあり、受け止め方は大きく違う印象があります。
■ロス・タイム:失われた時間
■アディショナル・タイム:追加された時間
それぞれの言葉を日本語にしてみても、かなり印象が違いますよね。実際にはプレー時間が増えることはなく考え方の違いでしかありません。
アディショナル・タイムとは、「サッカーにおける用語。前後半それぞれの規定試合時間の後に、追加する時間を指す。何分間の追加とするかは、試合中にプレー以外で止まった時間の長さを考慮して、主審の裁量で決定する」もの。
私個人的には「人生にはロス・タイムはあっても、アディショナル・タイムはない」と思っています。ただ、これも考え方次第で、「人生のロス・タイムをなくすことによって、アディショナル・タイムができる」とも思っています。
私なんか人生の前後半は終了し、いまはアディショナル・タイムになっているかも知れません。どのくらいのアディショナル・タイムがあるかはわかりませんが、私の主審(神さま?)がいつ試合終了の笛を吹いてもいいように、もう一度、残り時間の戦い方(過ごし方)を考えてみるってものですね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。