連載開始は1976年42号。コミックス現時点で第181巻。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 181 (ジャンプコミックス) 価格:¥ 420(税込) 発売日:2012-08-03 |
連載初回から、ほとんど全話読んでいます。
時には社会・時事問題、高度成長時代(昭和中期)の話、うんちくや最新ITの話などが出てきます。
インターネットなどが流行り出した頃には、用語などの勉強に使ったこともありました。
さて、第176巻に「知ったかぶり警官(ポリス)の巻」と「勘違い警官(ポリス)の巻」という話があります。
この話には新しく卒配した”雑学(ざつ まなぶ)”巡査が登場します。その名のとおり、雑学(ざつがく)の知識には半端ありません。
どんな雑学が出てくるかと言いますと・・・
「手足の指の関節の数は、すべて3個ですよね。ところが、足の小指だけ関節が2個なんです」
今、もしかして自分の足の指を見て確認したのではないでしょうか?
「手の薬指は一本で曲がるのに、小指を曲げると薬指も曲がるのはなぜだ?」
今、もしかして自分の利き手で薬指を曲げてみたのではないでしょうか?
「耳が動かせる人?」
今、もしかして鏡の前で自分の耳が動くか確認したのではないでしょうか?
などなど。
生きて行く上では特に何の得にもならないような雑学が出てきます。
一度も読んだことがない方は、この巻だけでも一見の価値あります(大げさですが)。
ちなみに、関節の件・・・
「進化です。人は今も進化しています。だから必要の無い骨は『退化癒合』し、ひとつになります。だから2個の人間の方が進化していると考えられる」
小指の件・・・
「小指はふだん使っていないから、神経がうまく独立していない」
耳の件・・・
「動かせない方が進化しています。動物は身を守る為、周りの音を聞き取ります。現代人はその必要がないので、動かせなくなる」
とのことです。勉強になります。
さて、最後にお父さんが夜のお店で使えるという雑学を一つ。
「22日は『ショートケーキの日』です」
その答えは・・・カレンダーを見てください(日めくりじゃダメですよ)。