野球小僧

もっと光を!(Mehr Licht !) / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)

「もっと光を!(Mehr Licht !)」という言葉は、ドイツの詩人・劇作家・小説家・自然科学者・政治家・法律家であり、小説「若きウェルテルの悩み」「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、詩劇「ファウスト」など広い分野で作品を残した文豪、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさんが臨終の場で語ったとされる、最後の言葉といわれています。

ドイツ文学者の池内紀さんによりますと、哲学的な意味はなく、「部屋が小さくて暗く小さな窓がついているだけだったので、窓を開けてくれ」の意味だったらしいとのことです。

ゲーテさんの主治医の著作「ゲーテ最後の病気」の中では、「『もっと光を』という言葉は、私が彼の亡くなった部屋を一寸離れている間に、あらゆる点で常に暗闇を嫌っていたこの人の最後の言葉であったといわれている」と記しています。

また、ゲーテ研究家の著書「ゲーテの死」では、「ヴァイマル公国の宰相でもあったゲーテは、1832年3月22日午前11時30分、83歳の生涯を閉じた。その日の午前9時頃、ゲーテは寝室の肘掛け椅子に座り、長男の嫁オッティーリェの手を握り、楽しげに光の現象などを話題にしていた。ほどなくして、話し言葉が弱々しく明瞭でなくなってきた。そして、召使のクラウゼに『もっと光が入るように、寝室のよろい戸を開けてくれ』と命じ、よろい戸を開けさせた。その後、右手を宙に挙げ文字を書き始めたが、意識朦朧となり死の道へ旅立った」となっています。

さて、話は変わりますが、我が家の固定インターネット回線はADSLを使っていました。

ご存じの方の多いと思いますが、ADSLとは一般的なアナログ電話回線を使用してインターネットに接続する通信技術のことです。「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」の略称で、日本では2001年ころから普及し始めました。特徴として、上り(アップロード)と下り(ダウンロード)では下りの方が高速通信となることから、「Asymmetric(非対称)」という言葉が使われています。

その後、ADSL利用者数が急増したのですが、2003年には早くもADSLよりもさらに高速な家庭向けの「光回線」が登場しています。そして、2007年ころからはADSLよりも、光回線の利用者が上回るようになります。そして2015年っころから光回線のサービスや価格面での競争となり、さらにスマートフォンや高速モバイル通信であるWiMAX(モバイルルーター)なども普及し始め、ADSL利用数は減っていきました。

それでも、我が家はADSLのスピードで充分でした。

ただ、ADSLに使われているアナログ回線設備は老朽化していき、NTTがアナログ回線設備のメンテナンスよりも光ファイバー回線への移行を選択したこともあり、ADSLはサービスを終了することになり、NTT東日本・西日本のフレッツ・ADSLは2023年1月31日、Yahoo! BB ADSLも2024年3月末をもってサービス提供を終了(2020年3月以降、一部の地域から順次終了しています)することになっています。

ということで、我が家にようやくADSLから「光」に変更しました。

ただ、ADSLから別のインターネット回線に乗り換える場合、現在はいろいろな選択肢があります。

■モバイルルーター
モバイルルーターはパソコンやスマートフォンなどWi-Fi接続機能がある端末をインターネットに接続するための小型通信端末です。パソコンやスマートフォンとはWi-Fiでつながり、インターネットとは携帯電話が使用しているのと同じモバイル回線で接続します。

外出先でもWi-Fiを使えるということで便利です。また、外出先だけではなく固定回線の代わりとして自宅利用もできます。以前、海外出張のときはよく使っていました。

ただ、私が持ち出した場合、家では使えなくなるのが難点なため、見送りです。

■ホームルーター
モバイルルーターを自宅などで使いやすい据え置き型にしたのがホームルーターです。モバイルルーターの屋内専用機です。

LANポートもありますので有線LANも使うことができます。モバイルルーターより安定した通信ができるのが特徴です。

ドコモから5Gのモバイルルーターが販売されていますので、今回、光とホームルーターで悩みました・・・が、我が家のエリアは現時点で5G圏外。また、データ通信量が多い場合には通信混雑を回避するために通信制限がかかるのも難点でした。

■ケーブルテレビ(CATV)
TV放送用データを受信するためのケーブルを利用してインターネットに接続することができます。ネット回線としては光回線よりやや速度が遅いといわれています。

我が家はCATVですが、現在使用している回線変更手続きなど一括でできないため(面倒なので)、見送りしました。

ということで、我が家ではADSLの乗り換え先として一般的な光回線にしました。

引っ越しシーズン前ということもあって、工事スケジュールも空きがあり、申し込みから2週間後の都合のいい日にできました。また、工事料金も大幅割きになっており、月額料金も割安適用できました。

「もっと光を!」というか、「やっと光だ!」です。

本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

いつも、どこからどう見ても真面目な内容を書いていますが、今回も哲学的・社会的な感じで書いているはずです。

確かに、「光」のサービス提供はまだのようですね。それは、「是非 光を!」の叫びですよね。

なお、今回、光にした一番のメリットはめんどくさい売り込みが来なくなることだと思っています。
eco坊主
おはようございます。

今日は何かしらの哲学的内容かと思いきや、其方の光でしたか!?(笑)
我が家周辺には”光”来ていなくて”暗闇”の世界ですorz
即ち仮面ライダーBlackRXではなくシャドウムーンです。あれっ・・
「もっと光を!」ではなく 「是非 光を!」 です😅


みんなにありがとうと言える一日を過ごし
大切な人を守るために、本当の笑顔のために!
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