桃太郎のお話は日本人のほとんどの人が知っていると思います。
基本的には川で拾った桃から生まれて、育った桃太郎が鬼ヶ島の鬼が人々を苦しめていることで、鬼退治に旅立ちます。
そのときに、おじいさん、おばあさんからきび団子を貰います。
鬼ヶ島に向かう道中のイヌ、サル、キジと出会い、そのきび団子を分け与えて家来にします。
鬼ヶ島では鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。
イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。
桃太郎も、刀をふり回して大あばれします。
「ひと~つ人世の生血を啜り、
ふた~つ不埒な悪行三昧、
みっつ醜い浮世の鬼を、
退治てくれよ桃太郎」
と言ったかどうかは知りませんが(これは「桃太郎侍」の決めゼリフ・・・)
そして、とうとう鬼の親分が降参します。
桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで家に帰ります。
そして桃太郎とおじいさん、おばあさんは宝物のおかげで幸せに暮らしました。
こんなようなお話です。
このように桃太郎はイヌ、サル、キジがお供したのですが、実際にはたくさんのハトもお供したのではないかと考えます。
その証拠写真がこれです。
見事にイヌ、サル、キジの他に多くのハトに囲まれています。