第100回全国高校野球選手権記念長野大会が始まりました。開会式は今年からは現役生、特に三年生のために、ここはやっぱり、現場には行かずTVで観させていただきました。
雨で1日順延、しかも天候回復を考慮して、12時からの開会式でした、今年はアルペンスキーでオリンピック出場を目指す松商学園高三年生の前田茉里乃さんの選手先導で行進が始まり、第1回大会が行われた1915年(大正4年)以前に創部された松本深志高(松本中)、長野高(長野中)、諏訪清陵高(諏訪中)、飯田高(飯田中)、上田高(上田中)、大町岳陽高(大町中)、飯山高(飯山中)、野沢北高(野沢中)、松商学園高(松本商)、岡谷工高(諏訪蚕糸)の10校の部員が当時のデザインのユニホームを着用し、行進し、昨年優勝の松商学園高を先頭に、全85チームが南信地区、中信地区、北信地区、東信地区の順に入場行進しました。
開会式の後、午後2時半から木曽青峰高 vs. 長野吉田高の開幕戦が行われることからか、開会式の入場行進が例年に比べてペースが速いような感じがしました。昨年までは、1チームずつの間隔がもっと長かったように思ったのですが。
開幕戦は長野吉田高が1安打完封で勝利。ピッチングのいいリズムが打撃に良い作用をみせて、7回の連打にもつながりました。木曽青峰高は一年生主体のチームであり、ピッチャーも3回まではいいピッチング、守備も試合をとおしてエラーなしでしたので、まだ経験値が足りない分、この秋から来年以降に楽しみです。
■松本市野球場
開幕戦
長野吉田2003005|10
木曽青峰0000000|0 (7回コールド)
9日からは松本市野球場に加え、長野オリンピックスタジアム、上田県営、しんきん諏訪湖の計4球場で試合が行なわれます。順調に日程が進めば、16日にベスト8が出そろい、22日に甲子園出場校が決まります。