野球小僧

第59回 有馬記念(GI)

有馬記念はふなっしーの生まれ故郷にある千葉県船橋市中山競馬場の芝2500mで行われるGIレースです。一年を締めくくる風物詩として親しまれ、幾多の好勝負が繰り広げられて来ています。

「有馬記念」は当時の理事長だった有馬頼寧さんが、年末の中山競馬で日本ダービーに匹敵する大レースを開催することを提案し、「中山グランプリ」として1956年に創設されました。その後、競馬の発展に尽力した功績を称えることから有馬さん名前から「有馬記念」と改称されました。

出走馬の選出方式としてファン投票により、上位10頭が出走権利を獲得し、残りは過去一年間の収得賞金額などから決定されます。ファンにとっては夢のレースでもあります。

第1回の優勝馬は顕彰馬(野球で言うところの「殿堂入り」)のメイヂヒカリ。
以降、シンザン、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、トウカイテイオー、マヤノトップガン、グラスワンダー、ディープインパクト、オルフェーヴルといったクラシック三冠馬をはじめ、競馬ファンならずとも名前の知っている、そうそうたる顔ぶれが優勝馬として名前を残しています。

今年の有馬記念もGI馬が10頭も顔を揃え、グランプリにふさわしいメンバーが出走を予定しています。

ファン投票1位はゴールドシップ。有馬記念三年連続出走で一昨年・優勝、昨年は3着。10月にフランスで行われた凱旋門賞で14着だったのが気がかりでしょうか。

エピファネイアはジャパンカップ(JC・GI)で完勝。元々、潜在能力の高く、一気に才能を開花させただけにGI連勝の可能性は充分でしょう。ただし、2500mでコーナー6つがポイントでしょう。


ダービー馬ワンアンドオンリーは秋初戦の神戸新聞杯を制したものの、菊花賞(GI)9着、JC(GI)7着とちょっと残念な調子。復調成るかどうかです。

ファン投票2位のジェンティルドンナは2012年に牝馬三冠レース(桜花賞・GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)とJC(GI)を制し、JRA賞年度代表馬に選出され、その後、史上初のJC(GI)連覇と海外GI制覇(ドバイシーマクラシック)の戦績を残しています。レース後に中山で引退式を迎えます。

ファン投票5位のジャスタウェイ。名前の意味は英語で「その道」。馬主であるアニメ脚本家・大和屋暁の代表作「銀魂(週刊少年ジャンプ連載)」に登場するジャスタウェイに由来しています。世界ランク1位に君臨し続けた名馬もラストランを迎えます。

他にも京都巧者として名を馳せ、武豊騎乗のトーセンラーとヴィルシーナもラストランです。

京都大賞、金鯱賞とGII連勝中のラストインパクト。一昨年、昨年と金鯱賞組が2着というジンクスとローテーションから快走が予想されます。アナです。

他にも天皇賞(春)連覇のフェノーメノ、エリザベス女王杯を制したラキシス、得意コースのトゥザワールドなど国内最高峰のメンバーが中山に集結です。

時代を築いた名馬のラストランが有終の美を飾るか、新王者による新時代の幕開けか。

ラストランといえば、昨年のオルフェーブルも、この有馬記念でラストランでした。

でも、なんといっても1980年代後半に君臨したオグリキャップの引退レース(1990年有馬記念)のウィニングランで発生した17万7779人のオグリコール。いつ観ても感動ものです。




懸命に、ひたむきに走り抜けることで
ファンに感動を与え続けた「オグリキャップ」。
そんな彼との想い出は、
今でも私たちの心に生き続けています。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
ジェンティルドンナが引退レースに勝って、花道を飾りましたね。
じゃじゃ馬と言ったら失礼かも知れませんが、GI・7勝といううのは立派すぎでしょう。
もう、走らなくていいので、ゆっくりと休んで欲しいですね。

さて、私はやらない派ですので、賞金もなければ、おこぼれもありません。
うーん、買っておけば良かったかな。
eco坊主
おはようございます。

競馬は全くやらないので・・・
シンザン、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、トウカイテイオー
この辺りの名前はわかります。勿論小栗帽子も^^

有馬記念って今日まで有馬温泉絡みかと思っていました。
人の名前だったのですね・・・^^;;
竹之内豊のCMが記憶にあるぐらいです。

まっくろくろすけさ~ん!取られたら”おこぼれ”待っていますからね♪
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