第3試合
ベンチ入り15人で臨んだ鳥取・米子東高はエースが粘り強い投球を見せてくれましたが、打線が相手ピッチャーを捉えきれず、あと一本が出ませんでした。古豪復活といっても、そう簡単なものじゃありませんでしたが、相手は優勝候補にも挙げられます、昨秋の明治神宮大会を制した北海道・札幌大谷高でした。実際の点差よりも、緊張した試合内容だったと思います。
現在のメンバーが16人(この選抜大会は体調不良で1人減り、ベンチ入りが15人でした)という人数は大きな強みだと思います。この春に新入部員を迎えて人数が増えるでしょう。それでも、夏に甲子園を狙っているチームに比べれば、少ない人数でこれからもやって行かなければならないでしょう。でも、少ない人数だからと言って、出来ないことを並べるよりも、出来ることを並べ続けてきて、ここまで来ました。なかなか出来ることではありません、少ないことをいいことに、言い訳にしてしまうことが多いですから。だから、これはすごく立派なことだと思います。
気が早いですが、夏が楽しみなチームだと思います。
米子東 001000000|1
札幌大谷10300000x|4
第1試合
千葉・習志野高は1回表の猛攻で一気に試合を決めました。投げては、先発ピッチャーが8回途中まで2失点と好投し、習志野高が快勝で二回戦進出を果たしました。敗れた宮崎・日章学園高は守備の乱れが悔やまれます。
習志野 700100000|8
日章学園000000200|2
第2試合
大分・明豊高は4点ビハインドで迎えた3回表、青地の適時打などで5点を挙げ逆転に成功する。続く4回にも藪田の適時三塁打が飛び出すなど、終わってみれば12安打で13得点を挙げた。明豊が2回戦進出を果たした。敗れた神奈川・横浜高はプロ注目の及川雅貴選手が3回途中でKOとなり、チームは序盤に得点を重ねましたが、リードを守りきれませんでした。
明豊005410030|13
横浜310000100|5