野球小僧

第135回(平成28年度秋季) 北信越地区高等学校野球 長野県大会 中信予選会 一回戦 塩尻志学館高校 vs. 田川高校

青い空、白い雲、緑の芝生。ストライクのコール、打球音、拍手・・・そして、歓声。
野球場に高校野球が帰って来ました。

一足早く、前日に南信地区が開幕しており、一日遅れて、中信地区が開幕。昨日は一回戦、二試合が行われました。

第一試合
立ち上がりは互角。というよりも蟻ヶ崎高の方が「こんな感じではないはず」という思いだったと思えます。ただ、それも三回に蘇南・青峰連合チームの投内連携が上手く行かなかったところから、蟻ヶ崎高が一気に大量点を挙げ、その後も得点を追加して7回コールドで二回戦へ進出。

蘇南・青峰連合は連合チームの弱点か、連係プレーで乱れた三回が悔しいところです。それでも、まだ蘇南高と青峰高は一年生主体ですので、経験を積んでのこれからに期待します。

松本蟻ケ崎0061021|10
蘇南・青峰0000000|0 (7回コールド)

第二試合
初回に田川高は志学館高のエラーで先制。しかし、直後に志学館高の三・四番の連打で同点。二回以降は、落ち着いたものの試合は中盤の四回に志学館高のエラーをきっかけに、志学館高としては不運なヒットも積み重なり、田川高がバッター一巡で8点を挙げて、その後も得点を重ねて、7回コールドで二回戦進出を決めました。

志学館高は守りのミスも痛かったですが、四回裏のノーアウト満塁でのチャンスが1点止まりだったのが痛かったと思います。後は守りですね。冬の間に鍛えられることでしょう。

田川   1008011|11
塩尻志学館1001001|3 (7回コールド)

どちらの試合もエラーからの大量失点で試合が決まるという、結果的には同じ流れになってしまいました。選手権大会のように成熟したチームに比べ、まだようやく自力で動けるようになったばかりのチームですから、エラーも仕方がないということだと思いますし、成熟したチームであってもエラーはします。大きな違いはエラーをした後、それを食い止める方策を持っているか、すぐに修正出来る力を持っているかどうかでしょう。この二試合は相手にされるがままで一気に失点を重ねてしまいました。ただ、成長していく過程です。出来れば練習試合でやっておきたかったと思います。

なお、松本蟻ヶ崎高の左ピッチャー。良いもの持っていると思います。緩急が使えるようになれば、他チームにしてみればやっかいな存在でしょう(ところで、よく「良いもの持っている」と言いますが、「良いものって」具体的に何なのでしょうね)。

<< 南信地区結果 一回戦 >>
9月1日分

伊那弥生ケ丘 9-2 箕輪進修
赤穂 5-3 飯田風越
富士見 5-3 阿南

9月2日
駒ケ根工業 0-1 伊那北
飯田OIDE長姫 3-7 下伊那農業
高遠 0-2 上伊那農業


コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
自然とポエムが口ずさむ季節になりました。ポエマーくろすけです。
この日、私が持っていたのはカルピスウォーターと水でした。

たまたまかも知れませんが中信地区はコールドでの幕開けでした。明日(4日)からは早くもシード校が登場です。大味な試合が続くか、僅差の試合になっていくか。見ものです。
eco坊主
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

プロローグの3行・・・
ポエムですね!いいですね!

貴殿も”良いもの”持ってますよ~
何かはわかりませんが(笑)

大味な試合になってしまうのは仰るとおりチームが成熟していない。
こういう経験を肥やしにして成熟し実を付け花を咲かせていくでしょう。
彼らには「若い」という土壌がありますから~~~^^v
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