長野県伊那弥生ケ丘高等学校は、長野県伊那市にある公立の高等学校です。1976年までは高等女学校であり、翌年から男女共学となりました。「弥生ケ丘」という校名は、敷地内を工事していた際に弥生式土器が発見されたことに由来しています。
硬式野球部は1979年の創部であり、今夏は創部以来初のベスト4入りを果たしています。
以前、練習試合で何度かお伺いしたことがありますが、正直、良い記憶は残っていません。ただし、学校は校庭はもちろん、プールに大体育館、小体育館、テニスコートに硬式野球部と男子ソフトボール部用グラウンドがある充実の設備です。ちなみに、男子ソフトボール部は全国大会22回出場の常連校でもあります。
今年の部員は3年生19名、2年生8名、1年生13名の計40名で活動しています。
今年のチームスローガンは「威風凛然」。意味は、「りりしく、威厳のある様子」です。
ピッチャーを中心に守り抜き、少ないチャンスをモノにできるよう、4-3で勝つ野球を目標にしています。
オフシーズンは毎日の全体練習の中で1時間の個人練習を設け、選手それぞれが課題に向き合う時間を作りました。さらに実践練習を増やし、試合で何ができるか考える力を養ってきました。
ちなみに、昨秋の県大会は二回戦で、小諸商業高に延長12回裏にサヨナラホームランを打たれて負けてしまいました。
二回戦
伊那弥生000200020000 |4
小諸商業040000000001x|5
そして、今春は南信予選会の決勝で、春の北信越地区大会まで勝ち進んだ東海大諏訪高を相手に1-3で惜しくも敗戦。
決勝
伊那弥生 100000000|1
東海大諏訪00200001x|3
県内の強豪校と互角の試合ができたことは自信になったと思います。
そして、この夏の選手権では準々決勝で、昨秋に悔しい思いをした小諸商業高に5-2で雪辱を果たしました。
準々決勝
伊那弥生200000111|5
小諸商業101000000|2
また、今日の準決勝では、今春に苦い思いを味わった東海大諏訪高との対戦になります。
だからこそ、この夏は、一つでも多く勝ち、長い夏にしたいという思いはあることでしょう。
伊那弥生ケ丘高硬式野球部が、未踏の頂まであと2つです。