王貞治さんがホームラン17本に終わった1960年以来55年ぶりにホームラン20本以上のバッターなしだった昨年の読売ジャイアンツ。
原辰徳前監督が「水鉄砲打線」と嘆いた火力不足を補うため、シーズン途中に補強したフランシスコ、カステヤーノスの両外国人も揃ってホームラン0本と、こちらとしては嬉しい大誤算で、体重ばかりの重量打線が機能しなかったのが優勝を逃した要因と言われています。
今シーズンは課題の貧打解消に向けて高橋由伸新監督から「長打のある助っ人を」という要望を受けて、なんと年間ホームラン30本を見込めるという新外国人野手として、前ニューヨーク・ヤンキースのギャレット・ジョーンズ外野手を獲得しました。
ジョーンズ選手は2012年にピッツバーグ・パイレーツでホームラン27を放ち、MLB通算ホームラン122本という長距離バッターです。また、千葉ロッテマリーンズからルイス・クルーズ選手も獲得し、外国人7人体制でシーズンをスタートさせる見とおしとなっています。
現在、外国人枠は一軍に4人となっています。野手はクルーズ選手とジョーンズ選手のほかに、三年目となるアンダーソン選手。ピッチャーでは昨年13勝のマイコラス選手と左腕のポレダ選手、経験豊富なマシソン選手と若手有望株のメンドーサ選手です。ジョーンズ選手は4番候補、クルーズ選手はセカンドとして期待され、マイコラスとポレダも先発ローテ候補として欠かせず、リリーフ陣も盤石ではないだけに、マシソン選手の力も必要でしょう。
そこで、この外国人選手4人枠ですが、ズバリ、ピッチャーはマイコラス選手、ポレダ選手、マシソン選手の3人と野手はクルーズ選手の1人体制になるでしょう。
さて、ジャイアンツは創立から81年に及ぶ長い歴史を持つチームです。
しかし、その長いチームの歴史の中でたった一度だけ、たった一人だけなのが1984年の来日1年目にホームラン35本を打ったウォーレン・クロマティさんだけです。
それは自前で探してきた外国人選手で年間ホームラン30本以上をマークしたことです。
ハレーすい星が地球に接近する周期は約76年です。一生に一度、運が良ければ二度遭遇することが出来る天体ショーです。前回は1986年に回帰し、次回は2061年夏に出現すると考えられています。
ジャイアンツ新外国人選手をハレーすい星に例えると、今年のジョーンズ選手は・・・はい、もうお判りですよね。
野球の神様、どうか、 ハレーすい星と同じ周期でお願いします。(-人-)
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まっくろくろすけ
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