お正月のセ・リーグ予想(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/10f0b97e2e447d0909bc27559ae9cc05)に続いて、パ・リーグファンの方をお待たせしてはいけないので、遅くなりましたがこちらも予想してみました。
1位 福岡ソフトバンクホークス
昨年のペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズで見せつけられた圧倒的な強さは健在でしょう。
松田選手の流出の可能性があった時点でも、性急な補強をせずに悠然態と構えていたところに、戦力としての自信が見え隠れしているくらいです。打線はイ・デホ選手が抜けて、多少のスケールダウンがありますが、その穴を埋める選手の名前は既に複数挙がっているくらいですので、穴どころか山になる可能性があります。ピッチャー陣も二軍、三軍に、まだかまだかとウズウズしている若手がいますので、SB王国は盤石でしょう。
2位 埼玉西武ライオンズ
打撃力はホークスに負けじ劣らずのライオンズが2位。ただ、心配な点はピッチャー陣。
先発ピッチャーがもう1~2枚足りない。岸選手と菊池選手の先発陣にセットアッパー増田選手、クローザー高橋選手は良しとしても、各々もう一枚加わると心強いです。コマさえ整えば上位が定位置になる戦力があります。今年は謎の13連敗を喫したこともありますが、元々は勝ち方を知っているチーム。
3位 北海道日本ハムファイターズ
ピッチャー大谷選手、バッター中田選手の二枚看板がチームの命運を握っています。
新戦力補強も上手く、若手も育ってきているのですが、ホークスやライオンズに比べるとちょっとひ弱さを感じるところ。ただ、昨年良くなかったピッチャーの浦野選手や上沢選手、野手では陽選手が戻ってくるでしょうから、楽しみな存在です。
4位 千葉ロッテマリーンズ
ここ数年、3位と4位のAクラスとBクラスの交互が指定席です。優勝する力はないが、かと言って最下位になるほど悪くない。
打線もピッチャーもすべてが平均的ですから、必然的に居場所も平均位置なのでしょう。なんて言っては身も蓋もありませんが、4位でしょう。ただし、セットアッパー大谷選手、クローザー西野選手と試合後半は安心して任せられるため、スターターの先発ピッチャーの台頭によっては(誰がいるのか名前が出て来ない)、上位に顔を出すことがあるでしょう。とは言っても3位でしょうけど。
5位 オリックスバッファローズ
毎年、オフシーズンの補強だけを観ていますとオフシーズンの覇者です。
それが上手く活躍していないというのは、現場だけの問題ではなく、フロントスタッフの問題だと思います。いくら親会社が総合リース業だと言っても、何でもかんでも集めればいいというものではありませんから。「ほかにはないアンサーを。」出すためには、フロントを含めたチーム改革が必要でしょう。
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス
梨田監督を迎え、ドラフト指名を見る限り、長期的な視点でチーム力アップを考えている模様。
ですから、今年いきなり上位というのは、ちょっと考えにくいところです。
ホークスの高橋選手はともかく、マリーンズの平沢選手、イーグルスのオコエ選手と本人とチーム状態によっては早くから出場機会に恵まれるかも知れません。その他にも実力派の新人選手の多いパ・リーグは見逃せません。