春 55回出場 123試合 73勝 49敗 1分 優勝; 6 準優勝; 4 ベスト4; 4 ベスト8; 5
夏 77回出場 193試合 123勝 70敗 0分 優勝; 7 準優勝; 3 ベスト4; 5 ベスト8; 11
神奈川県とは、日本の関東地方南西部にある県です。北で東京都、西で静岡県、北西で山梨県とそれぞれ隣接しています。さらに、東京湾アクアラインおよび東京湾フェリーによって千葉県とも直接往来が可能です。県庁所在地は横浜市。
廃藩置県により県が誕生するまでは、この辺りは「相模国」と呼ばれており、北東部の横浜の辺りは武蔵国の領域で、西半分が伊豆国と統合されて足柄県が設置されたり、現在の東京都多摩地域が神奈川県に含まれたりしていました。
県内には、かつて鎌倉幕府が置かれ、大仏でも有名な鎌倉市、近代に入り横浜港が栄え、現在は中華街やシウマイで有名な横浜市、また温泉で知られる箱根や鶴巻などがあり、県西部には丹沢山地や箱根の山が並び登山もできるほか、海沿いの県という事もあって湘南の海で泳ぐ若者もいるなど、観光資源は意外に豊富です。
【ご当地ソング】
♪ ラララ......
砂まじりの茅ヶ崎 人も波も消えて
夏の日の想い出は
ちょいと瞳の中に消えたほどに
それにしても涙が
止まらないどうしよう
うぶな女みたいに
ちょっと今夜は熱く胸こがす
( 「勝手にシンドバッド」 詞; 桑田佳祐 / 唄; サザンオールスターズ)
「ドカベン」、「MAJOR」などの人気野球マンガの舞台としてしばしば登場し、平家物語には「神奈川を制する者は全国を制す」という表現は見られないものの、昔から言われている言葉です。選手権地方大会では愛知県、大阪府と並んで全国最大規模の予選が開催される激戦地域の一つです。特に県予選の後半は横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムで行われることもあり、高レベルの試合が連日繰り広げられ、平日でも満員になるという。
横浜高や東海大相模高など高校野球に興味がなくても、一度は聞いたことのあるブランド高校が集結しており、予選段階から全国レベルの試合が毎日のように繰り広げられます。
この2校の他にも奪三振記録を打ち立てた桐光学園高や、完全に阪神タイガースのユニフォームにしか見えない横浜隼人高、いつの間にか東京から神奈川へ鞍替えした慶應義塾高など、個性派がやって来て、甲子園を盛り上げます。
第80回選手権大会では東西、第90回選手権大会では南北と予選が東京大会と同様に分割されましたが、記念大会云々以前に学校数が多すぎるので常時分割するべきという意見が常に議論されています。
ただし、東京に近い横浜市や川崎市、相模原市に強豪校が集中する傾向にあり、東西南北どう分けてもバランスが悪いため、実現に至らないようです。
かつて「横浜ベイスターズ(現; 横浜DeNAベイスターズ)は神奈川で7番目に強い」とまで言われていました。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 横浜高 15回出場 35試合 23勝 12敗 0分 優勝; 3 準優勝; 1 ベスト8; 1
2 東海大相模高 9回出場 27試合 20勝 7敗 0分 優勝; 2 準優勝; 2
2 横浜商高 9回出場 20試合 10勝 9敗 1分 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 1
4 桐蔭学園高 5回出場 9試合 4勝 5敗 0分 ベスト4; 1
5 慶応高 4回出場 8試合 4勝 4敗 0分 ベスト8; 2
6 日大藤沢高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト4; 1
7 法政二高 2回出場 6試合 5勝 1敗 0 優勝; 1
7 鎌倉学園高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
7 湘南高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 桐光学園高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
10 浅野高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 神奈川商工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 横浜商大高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 横浜高 15回出場 35試合 23勝 12敗 0分 優勝; 3 準優勝; 1 ベスト8; 1
2 東海大相模高 9回出場 27試合 20勝 7敗 0分 優勝; 2 準優勝; 2
3 横浜商高 9回出場 20試合 10勝 9敗 1分 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 1
4 法政二高 2回出場 6試合 5勝 1敗 0 優勝; 1
5 桐蔭学園高 5回出場 9試合 4勝 5敗 0分 ベスト4; 1
5 日大藤沢高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト4; 1
5 慶応高 4回出場 8試合 4勝 4敗 0分 ベスト8; 2
8 鎌倉学園高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 1
9 桐光学園高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
10 浅野高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 神奈川商工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 湘南高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 横浜商大高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 横浜高 16回出場 47試合 33勝 14敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 3 ベスト8; 2
2 東海大相模高 10回出場 26試合 18勝 8敗 0分 優勝; 2 準優勝; 1 ベスト8; 2
3 法政二高 9回出場 22試合 14勝 8敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 1
4 横浜商高 7回出場 22試合 15勝 7敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
5 桐蔭学園高 6回出場 17試合 12勝 5敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 1
6 桐光学園高 4回出場 11試合 7勝 4敗 0分 ベスト8; 1
6 慶応高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト8; 1
6 武相高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
9 横浜商大高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト8; 1
9 浅野高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
9 神奈川商工高 3回出場 4試合 1勝 3敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 横浜高 16回出場 47試合 33勝 14敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 3 ベスト8; 2
2 東海大相模高 10回出場 26試合 18勝 8敗 0分 優勝; 2 準優勝; 1 ベスト8; 2
3 横浜商高 7回出場 22試合 15勝 7敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
4 法政二高 9回出場 22試合 14勝 8敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 1
5 桐蔭学園高 6回出場 17試合 12勝 5敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 1
6 桐光学園高 4回出場 11試合 7勝 4敗 0分 ベスト8; 1
7 慶応高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト8; 1
8 湘南高 1回出場 4試合 4勝 0敗 0分 優勝; 1
8 横浜商大高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト8; 1
10 浅野高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
10 日大藤沢高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分
10 武相高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
【神奈川県出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑧ 柴田勲 (法政二高/読売ジャイアンツ)
二番 ④ 井端弘和 (堀越高/中日ドラゴンズほか)
三番 ③ 飯田徳治 (浅野中/南海ホークスほか)
四番 ⑤ 原辰徳 (東海大相模高/読売ジャイアンツ)
五番 Ｄ 田代富雄 (藤沢商高/大洋ホエールズ)
六番 ⑦ 森野将彦 (東海大相模高/中日ドラゴンズ)
七番 ⑨ 多村仁志 (横浜高/横浜ベイスターズほか)
八番 ⑥ 水上善雄 (桐蔭学園高/ロッテオリオンズほか)
九番 ② 関川浩一 (桐蔭学園高/阪神タイガースほか)
① 山本昌 (藤沢商高/中日ドラゴンズ)
神奈川と言えば横浜高で春夏連覇した時の印象があまりにも強烈な松坂大輔選手(横浜高)ですが、東京の生まれ育ちです。よって、中日ドラゴンズが誇るレジェンド山本昌(藤沢商高)でしょう。現役組で涌井秀章選手(横浜高)や引退組の野村収さん(平塚農高)、阿波野秀幸さん(桜丘高)、石井貴さん(藤嶺藤沢高)や木田勇さん(横浜一商高)などがいますが、200勝ピッチャーや現役最年長勝利ですから。
サードは原辰徳さん、森野将彦さん(ともに東海大相模高)と田代富雄さん(藤沢商高)と3人もいますが、実績とネームバリューを考えれば原さん。2000本安打に近い森野選手は外野も出来るので、レフト。「オバＱ」こと田代さんは指名打者です。
外野には懐かしの赤手袋・柴田勲さん(法政二高)。高校時代はピッチャーとして評判をとりました。1960年の全国高等学校野球選手権大会優勝、1961年の選抜高等学校野球大会も優勝し、夏春連覇を達成しました。その当時は高校野球史上最強と呼ばれました。また、怪童・尾崎行雄さん(浪商高)とのライバル物語は有名で、3度対戦があり、その投げ合いは甲子園の名勝負を語るとき、必ず引き合いに出されるほどです。
他に外野手として、大沢伸夫(清)さん(神奈川商工)がいます。現役時代通算1439安打を放っています。この清さんの弟が「親分」と呼ばれた大沢啓二(昭)さん(神奈川商工)になります。
