悲壮感はないんだ
不安で、張り切ってる。
不安だから、
張り切って練習する。
目標ができて、
よかったじゃないか。
川崎宗則(「逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法」 文藝春秋)
メジャーリーガー(現;福岡ソフトバンクホークス)の川崎宗則選手は、プロに入ったとき、自分の体力と技術でついていけるのか、不安でしかたがなかったそうです。
同じようなことは、誰にでもあります。
自分の実力で通用するのか?
ボールも握らせてもらえないんじゃないか?
でも、そんな不安は練習で吹き飛ばす。不安は、下手な自分を強くするための活力です。
それが自信に変わったとき、一回り大きくなった自分を実感できます。
(「強振 ~そのひと振りからすべてを変えてゆく~」 英和出版社)
いろんなことが不安でならないときがあります。
自分で何とかなるのなら、不安を拭うこともできるでしょうけど、自分ではどうしようもない不安は、ただ不安が募るばかりです。
ただ、それがどんな結果を持ってくるとしても、受け入れるしかありません。
でも、不安があるからと言って、ただ単に待つのは意味がありません。
今できることは何? やるべきことをやらなければ。
不安を練習で吹き飛ばしてやろう。
そのくらいの意気込みを持って、待ち構えていれば、不安は安心になるかも知れません。