前日の雨と肌寒さから一転。大会二日目の長野県下はどの会場も天気が回復するとともに、気温が上昇し暑い日に。そして、どの試合も熱くなりました。
この日は松本市野球場で一回戦2試合です。
第一試合
梓川高と上田東高の一戦は共によくヒットが出る試合でしたが、梓川高が上田東高を4-0で完封して初戦を勝利しました。
点差が付いたのは次打率ですね。梓川高はチャンスで一打が出ましたが、上田東高はチャンスに打てなかったのが残念でした。
梓川 120000100|4
上田東000000000|0
ジャイアンツの応援団ではありません。上田東高の応援団です。
第二試合
都市大塩尻高はTVで「序盤に点を取る野球」と言っていたとおり、初回に二連打でチャンスを作り、相手のミスもあって2点を先制。しかし、飯田高は逆に都市大塩尻高のミスで1点を返しました。その後、両ピッチャーは落ち着いたた四回表にタイムリーで1点、さらに七回表にも1点を追加し、八回には3点を挙げ、飯田高の反撃を2点に抑えて、二回戦に進みました。
都市大塩尻200100130|7
飯田 100000020|3
二回の校歌はタイミング悪く、ピッチャーの投球練習終了間際から流れましたが、試合終了後はタイミングよく流れました。
個人的には点を取った後に点を取られているのはちょっと流れ的に悪いパターンかなと。また、初戦の緊張感からかも知れませんが、ミスも絡んでの失点ですからね。次戦は強豪の長野商業高です。試合巧者でもあり、強力打線を持っていますので、ミスには付け込んでくるでしょう。1試合やったという優位さを次につなげて欲しいと思います。
≪ その他球場の一回戦の結果 ≫
県営上田球場
茅野 0-9 小諸商業 (7回コールド)
野沢北 4-1 南安曇農業
伊那北 5-1 小諸
県営長野球場
飯山 5-0 富士見
長野吉田 5-6 穂高商業
創造学園 6-4 篠ノ井
諏訪湖スタジアム
更級農業 3-4 上伊那農業
長野工業 0-7 下伊那農業 (7回コールド)
諏訪二葉 6-2 小海
勝負のかかった試合ですから、敗けて残念ながら引退となる三年生は高校野球という攻撃か守備の人生の回が終わるだけで、人生はまだまだ続きます。むしろ、これからの人生の残りイニングの方が長いです。
野球で出会えた仲間、指導者とともにいろんなことを学んだ回だったと思います。
野球をやってきたおかげで、素晴らしい人生になったと思えるよう、今後のイニングに挑んでいってください。