ソフトボール女子の国際大会ジャパンカップが9月1日に群馬・高崎市ソフトボール場(宇津木スタジアム)で決勝がありました。
2大会ぶりの優勝を目指した日本は米国に2-3で惜敗し、2大会ぶりの優勝はならず、優勝した米国は2連覇となりました。
日本は先発の尾崎選手(太陽誘電)が1回表に3ランホームランを打たれて先制されます。2回裏に山崎選手(トヨタ自動車)の2ランホームランで1点差に追い上げましたが、届きませんでした。
米国3000000|3
日本0200000|2
(大会公式Twitterより)
「来るべきときが来たら、やる。そういう気持ちです」
4月27日の試合中にピッチャー返しの打球を左あごに打球を受け骨折、4月30日に手術していた上野由岐子選手(ビックカメラ高崎)。
「痛みよりも脳振とうがひどかった。『ちょっと待って』みたいな。完全に下顎がずれている感覚があって『あ、これはだめなやつだ』と」
約1ヶ月の入院中は流動食で体重が約5kg落ちたと言います。「口が開けられないので食欲がわかなくて。鼻から入れていた。口から入れてないけど、ゲップをしたらバニラの味がする。看護師さんに『他の味はないんですか?』と聞いた」そうです。
鼻からだなんて考えただけで、私は耐えられません。何しろ、胃カメラを鼻から入れた時には、もう何というか…
ちなみに、過日の入院時には、そのようなことはありませんでした。
さて、その後、ミニトマトやバナナなどが食べられるようになったら、記念日として写メ撮ったりしてたとのことですが、退院後に大好きな肉を食べる際は、ハサミですごく細かく切って噛んでいたそうです。
7月ころから本格的に焼き肉を食べられるようになるとともに、ピッチング練習も再開。投球については「意外と忘れてないな、と思った。たかが1・2ヶ月休んで忘れるほど薄い歴史じゃないので」との言葉どおり、ソフトボール女子・ジャパンカップの第1日(8月30日)の試合で、4回から4ヶ月ぶりの復帰登板を果たし、3日間連続で登板。「日に日にゲーム勘が戻ってきている手応えはあるかな」とコメントしています。
来年の東京オリンピックの女子ソフトボール代表チームに心強いベテラン選手が帰ってきました。来年のオリンピックが楽しみです。