一発屋とは…「プロ野球において、打率は低いもののホームランをよく打つバッター」のことです。
アダム・トロイ・ダン(Adam Troy Dunn)
2014年に引退した米国テキサス州出身の元MLB選手です。
まずは、この素晴らしい(?)MLB記録の数々をご覧ください。
開幕戦での通算本塁打数: 8本(フランク・ロビンソン、ケン・グリフィーJr.とタイ記録)
2年間合計での歴代最低打率: .1845(2011年~2012年)
通算月間打率1割台記録回数: 13回
シーズン160三振以上の回数: 11回
シーズン170三振以上の回数: 8回
シーズン180三振以上の回数: 5回
シーズン190三振以上の回数: 4回
史上初の2年連続で安打数が三振数の半分以下
シーズン40本塁打以上の選手での歴代最低の打率、安打数、長打率、OPS(2012年)
シーズン最多三振試合数: 134試合(2012年)
開幕から歴代最多連続試合三振記録: 32試合連続(2012年)
連続試合三振記録: 36試合連続(2011年~2012年)(野手では最多記録)
開幕戦での三振: 13年連続(2002年~2014年)
通算2000三振: 12年(歴代最速)
更新されたMLB記録 シーズン最多三振記録:195個(2004年)
※現在の1位はマーク・レイノルズの223個。その他、2012年にはアメリカンリーグ記録の222三振を記録した。
シーズン最多マルチ三振試合数:62(2004年)※現在の1位はマーク・レイノルズの66試合
通算2379三振(歴代1位)
2012年にはシーズン最多三振記録(223個)に期待がかかったものの、監督の温情采配による最終戦欠場。よって新記録達成ならず。
通算打率は.237と低いものの、通算14年もMLBで活躍するだけのことはあります。
ただし、5年連続40本塁打以上(2004~2009年)、通算462本塁打の成績を残しています。
まさに「ホームランか三振か」という史上最強の一発屋でしょう。
ただ、荒削りなバッターではなく、通算で出塁率.364、長打率.490、OPS .854が高い数値を残しています。
40本塁打・100得点・100打点・100四球が3度記録
年間100四死球を8度、その内リーグ最多が2度
出塁率.370以上を8度記録、自己最高は.400
通算OPS(出塁率+長打率)は.861
これが、14年という長い期間活躍した秘訣なのでしょう。
三振を怖がっていてはフルスイングは出来ません。
球場に来た観客にホームランと言う夢を見させてくれる、また、自分を信じて、自信を持つことの大切さを教えてくれるバッターです。
ちなみに、ホアン・フランシスコという選手が日本へ近日やってきます。
怪物級のパワーが魅力だそうで、メジャー6年間で通算48ホームラン。2011年には147メートルのホームランを放ったこともあるという。
日本の暑い夏を涼ませてくれる、扇風機であってくれること期待しているのです。
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まっくろくろすけ
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