春 35回出場 65試合 30勝 35敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 6
夏 64回出場 130試合 66勝 64敗 0分 準優勝; 3 ベスト4; 2 ベスト8; 7
宮城県とは東北の中心で愛を叫んでいる(Send愛=せんだい=仙台)県。仙台市とその他大勢から構成されているため、「仙台県」「仙台王国」と揶揄される事もあります。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ 広瀬川 流れる岸辺 想い出は帰らず
早瀬踊る光に 揺れていた君の瞳
時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 流れの岸
瀬音ゆかしき 杜の都
あのひとはもういない
(「青葉城恋歌」 詞; 星間船一 / 唄; さとう宗幸)
県の名産物としては、1970年代に米のササニシキで全国統一目前まで行ったものの、1990年代に魚沼産(新潟県)コシヒカリにその座を奪われ、起死回生として、ひとめぼれを投入するものの、岩手県産や茨城県産ひとめぼれに奪われるという悲劇に見舞われています(お米を食べよう)。漁業も盛んであり、塩竈や石巻を初めとして、全国的にも重要とされる漁港が複数あり、カキ・ホヤ・ふかひれで有名ですが、実はマグロの水揚高も日本一です。しかし、マグロと言えば大間・清水・三崎と相場が決まっているので、こちらも悔しい思いをしています(さかなを食べると頭が良くなる)。
さて、宮城県は東北地方最大の野球強豪地域です。2005年には仙台に本拠地を置くプロ野球チームも誕生しています。
1975年の県大会以来かなり長い期間に渡って仙台育英高と東北高の二強状態が続いており、この両校に次ぐ位置を利府高などが占めています。
「二強」と言われてはいるものの、県大会で二強同士が対戦する前に一方が敗退することも珍しくはなく、またここ数年で両校の差が開きつつあり、仙台育英高一強の状況にシフトしつつあります。
甲子園では仙台育英高が1989年と2015年夏、2001年春に準優勝。2003年夏にダルビッシュ有を擁した東北高が準優勝していますが、いまだ真紅・紫紺の優勝旗が持ち帰られたことは無く、県民の悲願となっています。
また2010年代に入ってからは、二強以外にも東陵高や石巻工業高、古川工業高などが甲子園出場を果たしていて、「二強」と「打倒二強」に燃えるそれ以外の高校による三つ巴の勢力図となりつつあります。
なお、勝っても負けても劇的な試合が多く、2004春の東北高 vs. 済美高や2010夏の仙台育英高 vs. 開星高、2013夏の浦和学院高 vs. 仙台育英高などは甲子園の魔物の仕業としてスレでもよく挙げられています。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 東北高 19回出場 33試合 14勝 19敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 4
2 仙台育英高 11回出場 23試合 12勝 11敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 2
3 利府高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト4; 1
3 一迫商高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
3 石巻工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
3 仙台商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
3 東陵高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 東北高 19回出場 33試合 14勝 19敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 4
2 仙台育英高 11回出場 23試合 12勝 11敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 2
3 利府高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト4; 1
4 一迫商高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
5 石巻工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
5 仙台商高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
5 東陵高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 仙台育英高 25回出場 55試合 30勝 25敗 0分 準優勝; 2 ベスト8; 1
2 東北高 22回出場 50試合 28勝 22敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 4
3 仙台商高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト8; 1
3 仙台二高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
3 仙台一高 3回出場 3試合 0勝 3敗 0分
6 利府高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
6 石巻高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 気仙沼高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 白石 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 仙台高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 仙台西高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 東陵高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 古川工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 仙台育英高 25回出場 55試合 30勝 25敗 0分 準優勝; 2 ベスト8; 1
2 東北高 22回出場 50試合 28勝 22敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 4
3 仙台商高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト8; 1
4 仙台二高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
5 利府高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
6 石巻高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 気仙沼高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 白石 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 仙台高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 仙台一高 3回出場 3試合 0勝 3敗 0分
6 仙台西高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 東陵高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 古川工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【宮城県出身選手で打線を組んでみた】
一番 ⑥ 小坂誠 (柴田高/千葉ロッテマリーンズほか)
二番 ④ 関東孝夫 (仙台育英高/中日ドラゴンズ)
三番 ⑨ 中根仁 (東北高/近鉄バファローズほか)
四番 D 八重樫幸雄 (仙台商高/ヤクルトスワローズ)
五番 ⑦ 佐藤孝夫 (白石高/国鉄スワローズ)
六番 ② 伊藤勲 (東北高/大洋ホエールズほか)
七番 ⑧ 阿部良男 (宮城水産高/西鉄ライオンズほか)
八番 ③ 金子誠一 (東北高/阪神タイガース)
九番 ⑤ 佐藤洋 (東北高/読売ジャイアンツ)
① 佐々木主浩 (東北高/横浜ベイスターズほか)
ダルビッシュ有選手は東北高出身ではあるものの、大阪出身のため選外です。ここは、大魔神・佐々木主浩さんや斎藤隆さん(ともに東北高)と、日本だけでなく世界に通用する本格派ピッチャーを輩出しています。佐々木さんはMLBシアトル・マリナーズ、斎藤はボストン・レッドソックスなどで活躍しました。ちなみに、ダルビッシュ選手のMLBでの活躍はご存知のところです。現役選手では今年FAで地元へ戻った岸孝之選手(名取高)や復活の由規選手(仙台育英高)と揃っています。
野手陣はピッチャーに比べて大物選手はいないものの、佐藤孝夫さん(白石高)は1957年のセ・リーグホームラン王ですし、中根仁さん(東北高)、八重樫幸雄さん(仙台商高)も長打力は充分な力を持っています。小坂誠さん(柴田高)は守備の名手で、2度の盗塁王も獲得。1997年に新人としては最多となる56盗塁をマークしています。