(今日の記事は、方言変換ソフトによる「大阪弁」となっています。まったく、他意はございません)
2020年11月1日に、なんちゅうか、よう、みなはんいわはるとこの「大阪都構想」の住民投票が大阪市でぇ行われます。正式には、「大阪市廃止・特別区設置住民投票」でぇあってん、「大阪都構想」ではおまへんさかい、「大阪都構想」て正式なもんではおまへんのや(知りまへんやった)。
ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん。要は、「大阪都構想」ちゅう表現は、推進派の「大阪維新の会」が使っとる言葉でぇあってん、おれらはニュースやらなんやらでぇ報道されとる言葉をそのまま受けとるちゅうこっちゃになんねん。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、マスコミは正しく情報を伝えておらんというこってになり、仮に住民投票の結果、賛成多数ってなり、その後の一連の手ぇ続きやらなんやらでぇ大阪府ってなってん場合、いっぺんに「大阪市が消滅」してしまっとるこってになんねん。
さて、2020年の時点でぇは日本の広域自治体は「47」やり、その内訳は、「1都1道2府43県」ちゅうこっちゃは、ほってんどの日本人が知っとるって思うんやが、「都」「道」「府」「県」って呼び名の種類がちゃうでぇ。たや、1947年に施行された「地方自治法」でぇ、47都道府県はいずれも「普通公共団体」って規定されており、基本的には同じ役割、同じ権能を持っていますわ。
でぇは、呼び名はどないやって決まったのかを、「ヤホー」でぇ調べてみたんや。
都道府県制は1868年に明治政府が、江戸幕府から引き継いや直轄領のうち、江戸(東京)、大阪、京都、箱館(函館)、越後(新潟)、神奈川、長崎、甲斐(山梨)、度会(三重)、奈良を「府」って定めたんや。この「府」には、「行政・軍事の中心」の意味がやり、政府にってっての重要度を示しとったそないやねん。
同年に「江戸府」を「東京府」に改称し、1869年までぇに東京府、大阪府、京都府のみってし、他の7府は「県」に改称するわ。これは、東京が「政治の中心」、大阪が「ショーバイの中心」、京都が「御所がやるため(?)」ちゅうこっちゃでぇ決められたやうやねん。その後、1871年の廃藩置県やねんべての藩が政府直轄ってなり、このってきに、なんって約300の県が誕生するわ。ほんで、統廃合が繰り返され、1888年ころに今んところの47都道府県に近い区分けになったんや。
その後、1943年に戦争にやる防空や生活もん資配給やらなんやらのために強力な行政機構を確立やる必要から、「東京市」って「東京府」の機能を統合し、「東京都」を設置してん。日本の「首都」でぇやるから「都」ちゅうこっちゃやったって思うで。
また、今んところの地方自治法にやり、東京都は域内に23区を「特別区」ってして設置してんねん。特別区っては、「市」って同じ扱いでぇ、「区長」や「区議会議員」を「区民」が直接選挙でぇ選び、福祉や教育やらなんやらの施策を打ち出すこってがでぇきます。大阪府大阪市やらなんやらにも、「区」があるんやが、これらは「政令指定都市」における「区」でぇあってん、大阪市の一部署でぇやるため、区長もいまへんし、区議会もおまへん。
また、「庁」ちゅう名前でぇは「警察庁」や「海上保安庁」やらなんやらがあるんやが、これは国の機関でぇやり、東京都にやる「警視庁」「消防庁」は、各道府県にやる「警察本部」「消防本部」って同じ意味でぇやり、今んところでぇは名前の違いだけぇやねん。元々は、首都ちゅうこっちゃでぇ、中央政府直轄の特殊な組織やったため、この「庁」やったでうやねん。
今回の大阪府構想は、戦争っては関係おまへんが、大阪府って大阪市って周辺市町村の行政制度を、今んところの東京都が採用しとる「都区制度」ちゅうもんに変更やるちゅう構想やねん。
今んところ、大阪市には24区あるんや。対して東京都は23区。大阪市が1つ多いんは東京都へのライバル的なもんってか、ではおまへんってか・・・。大阪府が都になってんってしても、呼び名でぇ肩を並べただけぇ。「都」をバリえるには、大阪都を略して「大都」ってしてみてはどないでっしゃろ。
さてさて、11月1日の住民投票の結果はどないいう結果になるさかいしょうか。
今んところ、2020年・第74回「読書週間」やねん。静かな晩秋の晩に読書はいかがでっしゃろか。
■外出の際は、手ぇ洗い、せきエチケット等の感染対策や、「3つの密」の回避を心掛けまひょ。
■新型コロナウイルス感染対応を呼び掛けとる場所やお店やらなんやらがやる場合は、指示にしたがいまひょ。
■お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページでぇ最新の情報を確認しまひょ。
うちのブログにお越しおったやおっておおきに。また、明日、ここでぇ、お会いしまひょ。