春 149回出場 311試合 165勝 143敗 3分 優勝; 6 準優勝; 4 ベスト4; 19 ベスト8; 32
夏 99回出場 225試合 134勝 91敗 0分 優勝; 7 準優勝; 3 ベスト4; 10 ベスト8; 15
兵庫県とは近畿地方に属する日本の都道府県の一つであり、県庁所在市は神戸市です。全国的には知られていませんが、瀬戸内海だけではなく、日本海にも面しています。
スポーツが盛んで阪神タイガースやヴィッセル神戸、神戸製鋼ラグビーチームといったトップチームがあります。小中高世代では、甲子園があるため野球が盛んなのはもちろん、陸上競技(特に長距離)も盛んで西脇工業高や須磨学園高を筆頭に強豪チームが多いです。念のため書いておきますが、阪神タイガースは大阪ではなく、西宮がホームグラウンド(甲子園)です。
また複数の国が集まってできたからか、県内に残されている風土記も多く、播磨国風土記をメインに様々な風土記の舞台となった土地が多いです。特に古墳遺跡が非常に多く、2位の鳥取県を5000個の差をつけて1位であり、また遺跡の数は1位の千葉県に次いで2位となっています。
【 勝手に選んだご当地ソング 】
♪ 白い砂の 瀬戸の海から
深い緑の 但馬の山へ
今日も生まれる 小さな命
両手ひろげて 光をさがす
古い地図が ぬりかえられて
あすの暮らしを かえても
人の心 愛のことば
今もかわらぬ ふるさと
(「ふるさと兵庫」 詞; 後藤悦治郎 / 唄; 紙ふうせん)
聖地・阪神甲子園球場のおひざ元。阪神タイガースの本拠地であり、一年365日野球というスポーツに関する関心が日本で最も強い県らしいです。
「全国中等学校優勝野球大会」だった第一回大会から現在まで変わらず、1県1代表を貫いている全国で唯一の県です。
南関東・愛知・大阪よりは参加校は少ないものの、それでも東西・東京以上の参加校数を確保しており、記念大会では西兵庫・東兵庫に二分されて2枠の甲子園出場が認められています。
強豪校は西宮・神戸・加古川・姫路など東部から県央にかけての瀬戸内沿岸に集まり、東西で分ければ東兵庫が、南北で分ければ南兵庫が極端に強豪揃いとなるため、常時分割が求められてはいるものの、地域ごとの力量差が激しいために実現してません。
以前は、県大会を甲子園で開催していたために優勝しなくても甲子園で試合ができる県と言われていましたが、1999年を最後に甲子園での予選大会は開催されていません。
また、野球熱が高すぎて名将が育たない県とも言われています。それは、あれやこれやと注文をつけてくるOB等の野球部関係者に嫌気が差して、短期間で監督・コーチを辞任してしまうケースが多いとか。
東洋大姫路高、報徳学園高、育英高、滝川第二高、加古川北高、神港学園高に関西学院高など強豪校が非常に多く、全国でも安定した強さを見せるがここ数年はベスト4止まり、決勝進出できない状況が続いています。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 報徳学園高 20回出場 47試合 29勝 18敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 4 ベスト8; 1
2 育英高 13回出場 24試合 11勝 13敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 2
3 滝川高 12回出場 22試合 9勝 12敗 1分 ベスト8; 4
4 市神港高 8回出場 22試合 16勝 6敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 3
4 明石高 8回出場 20試合 12勝 8敗 0分 準優勝; 2 ベスト8; 3
4 甲陽学院高 8回出場 14試合 6勝 8敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 3
7 東洋大姫路高 7回出場 21試合 13勝 7敗 1分 ベスト4; 4
8 県芦屋高 6回出場 13試合 7勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
8 関西学院高 6回出場 9試合 4勝 5敗 0分 優勝; 1
10 神港学園高 5回出場 11試合 6勝 5敗 0分 ベスト8; 2
【選抜大会勝利数ランキング】
1 報徳学園高 20回出場 47試合 29勝 18敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 4 ベスト8; 1
2 市神港高 8回出場 22試合 16勝 6敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 3
3 東洋大姫路高 7回出場 21試合 13勝 7敗 1分 ベスト4; 4
4 明石高 8回出場 20試合 12勝 8敗 0分 準優勝; 2 ベスト8; 3
5 育英高 13回出場 24試合 11勝 13敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 2
6 滝川高 12回出場 22試合 9勝 12敗 1分 ベスト8; 4
7 県芦屋高 6回出場 13試合 7勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
7 県尼崎高 4回出場 11試合 7勝 4敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
9 甲陽学院高 8回出場 14試合 6勝 8敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 3
9 神港学園高 5回出場 11試合 6勝 5敗 0分 ベスト8; 2
【選手権大会出場回数ランキング】
1 報徳学園高 14回出場 39試合 26勝 13敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 4
2 東洋大姫路高 12回出場 31試合 20勝 11敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 3
3 滝川高 7回出場 15試合 8勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
3 関西学院高 7回出場 14試合 9勝 5敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1
3 市神港高 7回出場 13試合 6勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
6 育英高 6回出場 22試合 17勝 5敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 2
6 明石高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
6 県芦屋高 6回出場 14試合 9勝 5敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 2
9 甲陽学院高 4回出場 12試合 9勝 3敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
9 滝川二高 4回出場 10試合 6勝 4敗 0分 ベスト8; 1
9 神戸高 4回出場 7試合 4勝 3敗 0分 優勝; 1
【選手権大会勝利数ランキング】
1 報徳学園高 14回出場 39試合 26勝 13敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 4
2 東洋大姫路高 12回出場 31試合 20勝 11敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 3
3 育英高 6回出場 22試合 17勝 5敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 2
4 関西学院高 7回出場 14試合 9勝 5敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1
4 甲陽学院高 4回出場 12試合 9勝 3敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
4 県芦屋高 6回出場 14試合 9勝 5敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 2
4 明石高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
8 滝川高 7回出場 15試合 8勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
9 市神港高 7回出場 13試合 6勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
9 滝川二高 4回出場 10試合 6勝 4敗 0分 ベスト8; 1
【兵庫県出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑧ 大村直之 (育英高/近鉄バファローズほか)
二番 ④ 山田哲人 (履正社高/東京ヤクルトスワローズ)
三番 ⑦ 青田昇 (滝川中/巨人軍ほか)
四番 ③ 大下弘 (高雄商/セネターズほか)
五番 ⑥ 中島裕之 (伊丹北高/西武ライオンズほか)
六番 ⑤ 池山隆寛 (市尼崎高/ヤクルトスワローズ)
七番 ② 古田敦也 (川西明峰高/ヤクルトスワローズ)
八番 D 羽田耕一 (三田学園高/近鉄バファローズ)
九番 ⑨ 田口壮 (西宮北高/オリックスバファローズ)
① 江夏豊 (大阪学院高/阪神タイガースほか)
ピッチャーは「優勝請負人」の206勝の江夏豊さん(大阪学院高)を選びました。他にも三振奪取記録、ONとの名勝負、そして例の「21球」と、話題性もありますから。ただ、なんと言っても兵庫県からは偉大なるピッチャーが排出されています。320勝の小山正明さん(高砂高)、「草魂」の317勝の鈴木啓示さん(育英高)、311勝の別所毅彦さん(滝川中)、「ザトペック投法」で222勝の村山実さん(住友工高)でも入れると、1376勝を挙げています。他にも長谷川滋利さん(東洋大姫路高)、山口高志さん(市神港高)といます。
この個性の強いピッチャーをリードするのは「のび太」古田敦也さん(川西明峰高)。野村克也さん直伝の「頭脳」がプラスされれば、球界一のバッテリーとなるでしょう。
バッターは赤バットの川上さんに対する、青バットの大下弘さん。台湾・高雄商卒業ですが、出身は三宮市です。終戦の翌年から2年連続ホームラン王。川上さんとともに、当時の子どもたちに夢と希望を与えてくれた方です。他にも「じゃじゃ馬」青田昇さん(滝川中)と、「ブンブン丸」池山隆寛さん(市尼崎高)。ともに現役時代はパワフルなバッティングを売り物にしていました。今岡誠さん(PL学園高)、土井正三さん(育英高)、屋鋪要さん(三田学園高)、別当薫さん(甲陽中)とバックアップも完全です。
なお、「」のように異名のつく選手が多いのが兵庫県です。