それにしても、ボールがよく飛んでいきます。
いくら「低反発球」だと言っても、これは飛び過ぎじゃないのかな? もしかすると、いつの間にか飛ぶボールにすり替わってしまっているのじゃないかなと、思うくらいです。
プロ野球の統一球じゃなくて、高校野球の低反発球のことです。
NPBでの反発力検査は超高速マシンから打ち出したボールを鉄板にぶつけ、ぶつかる前の速度と跳ね返りの速度を計り、その比=反発係数=を出しています。例えば100km/hで鉄板にぶつけ、50km/hで跳ね返れば、反発係数は0.5ということです。
具体的には75m/s(270km/h)で打ち出したボールの反発係数が0.41~0.44の範囲に入ることが規格になっています。
MLBの反発度テストは空気銃を使っているとのことです。8フィート(2.4m)離れた壁に向けて、85マイル/h(136km/h)でボールを発射し、その跳ね返る速度がぶつかった時の速度より54.6%遅く(46.41マイル/h=72.2km/h)なっていることだそうです(おそらく日本と同じ程度の反発度になるらしい)。
で、高校野球で使っているボールの反発係数を調べてみましたが、どこにもありません(探し方が悪い?)。
なのですが、プロ野球と違って高校野球では試合球の反発係数の計測はしないそうです。ただ、甲子園で使われる試合球には規定があって、今年も審判員が1980球すべての弾み具合などを調べているそうです。
測定法は50cm四方の大理石の上に4メートルの高さから試合球を落とし、弾む高さが規定内に収まるかというものだそうです。
ということで、日本高校野球連盟の方がこう解説しています。
「(金属製バットに重量900g以上という新基準が導入されて約12年となることを挙げ)重いバットをしっかり振り切れる選手が増えたのではないか」
また、ある高校は昼食のご飯のノルマが一人3合。一日9合を食べ、栄養補助食品や低カロリーで栄養価の高い納豆、高野豆腐を摂取し、夏場を乗り切る体力を蓄えてきたそうです。体重も二年間で15kg増え、飛距離に影響する身体づくりをしていると言います。
これも、選手の努力なんですよね。
ちなみに軟式ボールでは150cmの高さから大理石板に落として、跳ね返った高さを測定するそうです。
B号; 80.0~100.0cm
C号; 65.0~85.0cm
一般的には軟式ボールの方が飛びにくいと言われています。
それでも、しっかりと飛ばすには中学生もしっかりとご飯を食べて、身体作りをしないとね。
コメント一覧
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
まっくろくろすけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
まっくろくろすけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
パンサー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
eco坊主
最新の画像もっと見る
最近の「高校野球」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事