野球小僧

おら、甲子園さ行くだ!

高校野球といえば、ブラスバンドによる応援。
ラジオやテレビの実況の遠くから聞こえてくる、おなじみの定番曲に夏を感じます。

2007年の大会のデーターが朝日新聞にありましたが、この年の総曲数は207曲が演奏されていたそうです。
その中で49校中44校と一番演奏されていたのが、「ファンファーレ」(通称・天理ヒット)。「レ・ド・ラ・ソラド・レッドレー」というメロディーのこの曲は天理高(奈良)の吹奏楽部が、60年代に練習曲のワンフレーズを編曲したものだそうです。

♪パーパーパーパパ パッパパー

使っていなかったのは京都外大西高(京都)、浦和学院高(埼玉)などオリジナル曲にこだわる学校だけだそうです。
そのオリジナルの浦学(負けてしまいましたが)は「浦学サンバ」「浦学マーチ」「浦学ロック」とオリジナル曲オンパレードです。吹奏楽部員やOBが作曲して、増やしているそうです。

でも、やっぱり、ほとんどが耳に馴染みのある定番曲が多いです。

「コンバットマーチ」(早稲田大)、「チャンス法政」(法政大)、「チャンス慶応」(慶応大)という大学系。ちなみに「狙い撃ち」(山本リンダさん)は、元々は明治大が応援曲として採用したものだそうです。

「サウスポー」(ピンクレディー)、「紅」(X JAPAN)、「どか~ん」(THE真心ブラザーズ)、「夏祭り」(ホワイトベリー)、「さくらんぼ」(大塚愛さん)、「パラダイス銀河」(光GENJI)などの定番曲やアニメの「ルパン三世」、「タッチ」、「宇宙戦艦ヤマト」などがよく使われています(挙げるときりがありませんので、この辺で)。

最近の楽曲では「女々しくて」(ゴールデンボンバー)、「フライングゲット」(AKB48)もあるそうです。

「アフリカン・シンフォニー」、「コパカパーナ」も多く演奏されていますが、これは智弁和歌山が初出場した時に使われ、定番曲になったそうです。「エルクンバンチェロ」もいいですよね。

ちなみに高校野球ではこれらの楽曲は著作権申請をせずに演奏できるそうです。

著作権法では①聴衆から入場料金を取らない、②演奏者に報酬を支払わない、③営利を目的としない、という条件を満たしていれば申請は必要なく、自由に演奏できるとされているそうです。

北海道チームの「大空と大地の中で」、沖縄チームの「ハイサイおじさん」、岡山チームの「桃太郎」などの地域ならではの応援歌もいいですね。

そして、今年は「あまちゃん」のオープニングテーマが地方大会から、よく使われているそうです。
これが、東北勢だけかと思いきや、そうでもないようでして・・・


甲子園でも大阪桐蔭高(大阪)と日川高(山梨)をTVで観ていましたら、大阪桐蔭高の応援曲に「あまちゃん」が流れていました。

そんな中、あるジンクスが話題となっているとのことです。

それは、この「あまちゃん」のオープニングテーマを演奏した学校はすべて初戦を突破しているというのです。

延岡学園高(宮崎)は1-2でリードされた五回、スタンドから「あまちゃん」のテーマが流れると、一気に逆転。七回のチャンスでも「あまちゃん」だったとのこと。

大阪桐蔭高は初戦10得点で圧勝。この試合は「あまちゃん」は演奏しなかったとのことですが、第7日の二回戦、日川高にリードを許す展開になってから、「あまちゃん」テーマ。その後、六回に逆転、最後には延長十回サヨナラ勝ち。

作新学院高(栃木)は初戦17-5の圧勝でしたが、この時は「あまちゃん」は流れなかったそうです。理由は吹奏楽部が栃木県のコンクールに出場中で、大阪の高校が代わりに甲子園で演奏。二回戦では吹奏楽部が「あまちゃん」を演奏し、熊本工高(熊本)に4-0勝利。

「あまちゃん」の地元から出場の花巻東高(岩手)。初戦は9-5と完勝。チャンスの場面では「あまちゃん」のテーマが繰り返し演奏されていたそうです。

実は花巻東高は県予選で「あまちゃん」のリアル舞台の地元、久慈高と対戦。6-0でリードしていた九回表の久慈高の応援団が「あまちゃん」のテーマを演奏した途端、2点を失うという苦い経験をしているそうです。


コメント一覧

まっくろくろすけ
パンサーさん、こんばんは。
パンサーさん、こんばんは。


習志野高(千葉)の吹奏楽部は全国大会常連だそうです。
甲子園で応援したいがために、野球の強いところへ入って吹奏楽をやる子もいるとかです。


K陵には”応援ノート”というのが受け継がれていまして、一人ひとりの応援テーマ曲が書かれています。
でも、ここ最近は使っていないみたいですが・・・


まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
eco坊主さん、こんばんは。


出だしの意味、ようやく判りました。そっち(吉幾三)だったのですね。
いや、「潮騒のメモリー」じゃなく、オープニングテーマの方です。


「闘魂こめて」や「六甲おろし」「燃えよドラゴンズ」はプロ野球色が強すぎるから、使わないのでしょうね。でも、チャンステーマなんかはよく耳にしますけど。


「ゲゲゲの鬼太郎」・・・案外、面白いと思います。
地元の境港総合技術高が甲子園で演ってくれれば、絶対にウケると思いますよ。


パンサー
こんにちは。
こんにちは。









応援歌というか応援曲ですが、全ての学校がそうだとは思いませんが攻撃中、選手一人一人に違う曲が流れることがありますが、吹奏楽部は選手全員の曲を一つ一つ覚えるのは大変だなと思います。









また、吹奏楽部にとって甲子園で演奏するのは腕の見せどころではないでしょうか?









暑い中、演奏する吹奏楽部員はイヤだとは言わないのでしょうかね?









それに応援の華でもあるチアガールも大変ですね。









eco坊主
おはようございます。
おはようございます。


♪はぁ~テレビも無ぇ!ラジヲも無ぇ!車もそれほど走って無ぇ♪
かと思いきや あまちゃんですか~
あまちゃん・・妻は毎回観ているようですが小生は知らないですぅ。
小泉KYON2が歌って今年の紅白当確って言われている歌ですか???
確かに音楽でモチベーションが上がることはあるでしょうね。


「闘魂こめて」や「六甲おろし」「燃えよドラゴンズ」は使われない?使ってはいけないのですか?


ご当地ソング・・鳥取だったら「鳥取砂丘(水森かおり)」か「ゲゲゲの鬼太郎」でしょうかね~www
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