日本列島 高校野球の旅 ～大阪府編～

春 146回出場 329試合 190勝 134敗 5分 優勝; 9 準優勝; 9 ベスト4; 20 ベスト8; 25
夏 98回出場 250試合 164勝 86敗 0分 優勝; 12 準優勝; 5 ベスト4; 6 ベスト8; 18
(2017年第89回選抜大会含む)

大阪府とは近畿関西州・州都になる可能性を秘める事実上日本国第二の大都会です。 人種構成は大阪人、京都人、奈良人、神戸人、朝鮮人、九州人、中国人、四国人が多いと言われ、 時々東国の人、最近は本場・中国人が増えつつあります。国土面積について、昔は「日本一面積の狭い都道府県」でしたが、裏技の埋め立てを実施し、香川県を追い抜くことに成功しています(ちなみに日本一狭い府は内閣府です)。

大阪府知事は2008年2月6日から、元弁護士である橋下徹さんが第8代公選知事に就任していましたが、2011年10月22日、大阪市長選挙への出馬表明による府知事辞任を表明。11月27日、大阪市長選とのダブル選挙が行われ、大阪維新の会推薦の松井一郎氏が当選し、第9代公選知事に就任しました。なお、30年後の府知事は本田圭佑を予定しています。

【勝手に選んだご当地ソング】
♪ 踊り疲れたディスコの帰り
   これで青春も終わりかなとつぶやいて
   あなたの肩をながめながら
   やせたなと思ったら泣けてきた
   大阪で生まれた女やさかい
   大阪の街よう捨てん
   大阪で生まれた女やさかい
   東京へはようついていかん
   踊り疲れたディスコの帰り
   電信柱にしみついた夜
   　（「大阪で生まれた女」 詞; BORO / 唄; BORO)

神奈川県、愛知県、千葉県と並んで全国最大規模の予選大会が開催されます。

他の都道府県と比較した際の特徴として、シード制を採用していないことが挙げられます。そのため、2015年夏の予選で大阪桐蔭高と履正社高が初戦から対戦したように、全国トップレベルの強豪校がいきなり潰しあうことも決して珍しいことではありません。
その意味では、実質的に最も甲子園への門が狭いNo.1の激戦区と言えます。

近年では2012年に春夏連覇を果たした大阪桐蔭高が甲子園で極めて高い勝率を誇り、判官贔屓気性のファンからは徐々にヒール的存在になりつつあります(2014年夏の決勝では、地元にもかかわらず対戦相手だった三重高への声援の方がむしろ多かった)。

その一方で、かつて甲子園を沸かせた浪商高(現・大体大浪商高)や上宮高は甲子園から長く遠ざかり、PL学園高も2016年夏を最後に休部が決まるなど高校の世代交代となっています。

選抜大会出場回数ランキング】
1 PL学園高 20回出場 65試合 48勝 17敗 0分 優勝; 3 準優勝; 1 ベスト4; 6 ベスト8; 4
2 大体大浪商高 19回出場 51試合 32勝 17敗 2分 優勝; 2 準優勝; 3 ベスト4; 1 ベスト8; 5
3 市岡高 11回出場 15試合 3勝 11敗 1分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
4 上宮高 8回出場 26試合 19勝 7敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 2
4 大阪桐蔭高 8回出場 23試合 16勝 7敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
4 関大北陽高 8回出場 18試合 10勝 8敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
7 近大付高 7回出場 17試合 10勝 6敗 1分 優勝; 1 ベスト8; 2
8 履正社高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
8 八尾高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 ベスト4; 3 ベスト8; 1
10 阪南大高 5回出場 9試合 4勝 5敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1
10 日新高 5回出場 6試合 1勝 5敗 0分 ベスト8; 1
10 興国高 5回出場 6試合 1勝 5敗 0分

【選抜大会勝利数ランキング】
1 PL学園高 20回出場 65試合 48勝 17敗 0分 優勝; 3 準優勝; 1 ベスト4; 6 ベスト8; 4
2 大体大浪商高 19回出場 51試合 32勝 17敗 2分 優勝; 2 準優勝; 3 ベスト4; 1 ベスト8; 5
3 上宮高 8回出場 26試合 19勝 7敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 2
4 大阪桐蔭高 8回出場 23試合 16勝 7敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 2
5 近大付高 7回出場 17試合 10勝 6敗 1分 優勝; 1 ベスト8; 2
5 関大北陽高 8回出場 18試合 10勝 8敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
7 履正社高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
7 八尾高 6回出場 15試合 9勝 6敗 0分 ベスト4; 3 ベスト8; 1
9 北野高 4回出場 11試合 8勝 3敗 0分 優勝; 1 ベスト4; 2
10 関大一高 2回出場 7試合 5勝 2敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1

【選手権大会出場回数ランキング】
1 PL学園高 17回出場 61試合 48勝 13敗 0分 優勝; 4 準優勝; 3 ベスト8; 2
2 大体大浪商高 13回出場 28試合 17勝 11敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
3 市岡高 10回出場 20試合 11勝 9敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 3
4 大阪桐蔭高 8回出場 33試合 29勝 4敗 0分 優勝; 4 ベスト4; 1
4 明星高 8回出場 18試合 10勝 8敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 3
6 関大北陽高 6回出場 13試合 7勝 6敗 0分 ベスト8; 1
7 八尾高 4回出場 11試合 7勝 4敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
7 近大付高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
9 芦間高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分 ベスト8; 2
9 履正社高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分

【選手権大会出場勝利数ランキング】
1 PL学園高 17回出場 61試合 48勝 13敗 0分 優勝; 4 準優勝; 3 ベスト8; 2
2 大阪桐蔭高 8回出場 33試合 29勝 4敗 0分 優勝; 4 ベスト4; 1
3 大体大浪商高 13回出場 28試合 17勝 11敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
4 市岡高 10回出場 20試合 11勝 9敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 2 ベスト8; 3
5 明星高 8回出場 18試合 10勝 8敗 0分 優勝; 1 ベスト8; 3
6 興国高 2回出場 8試合 7勝 1敗 0分 優勝; 1
6 八尾高 4回出場 11試合 7勝 4敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
6 関大北陽高 6回出場 13試合 7勝 6敗 0分 ベスト8; 1
9 阪南大高 2回出場 6試合 4勝 2敗 0分 ベスト4; 1
10 芦間高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分 ベスト8; 2
10 上宮高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト8; 1
10 関大一高 1回出場 4試合 3勝 1敗 0分 ベスト8; 1
10 履正社高 3回出場 6試合 3勝 3敗 0分

【大阪府出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑧ 福本豊 (大鉄高/阪急ブレーブス)
二番 ④ 立浪和義 (PL学園高/中日ドラゴンズ)
三番 ⑥ 松井稼頭央 (PL学園高/西武ライオンズほか)
四番 ③ 清原和博 (PL学園高/西武ライオンズほか)
五番 ⑦ 土井正博 (大鉄高/近鉄バファローズほか)
六番 D  中村紀洋 (渋谷高/近鉄バファローズほか)
七番 ⑨ 新井宏昌 (PL学園高/南海ホークスほか)
八番 ⑤ 宮本慎也 (PL学園高/ヤクルトスワローズ)
九番 ② 矢野輝弘 (桜宮高/中日ドラゴンズほか)
        ① 野茂英雄 (成城工高/近鉄バファローズほか)

豪華メンバーがそろいました。日本選手のMLB挑戦の先駆けとなった野茂英雄さん(成城工高)を筆頭にピッチャー陣は前田健太選手よ桑田真澄さん(PL学園高)、上原浩治選手と建山義紀さん(ともに東海大仰星高)、黒田博樹さんと薮田安彦さん(ともに上宮高)。吉見一起選手(金光大阪高)、足立光宏さん(大阪西高)、牛島和彦さん(浪商高)とキリがありません。

清原和博さん、松井稼頭央選手、立浪和義さん、宮本慎也さんらPL学園高出身者で固めた内野陣は豪華そのものです。他にも岡田彰布さん(北陽高)や中村剛也選手、中田翔選手(ともに大阪桐蔭高)が控えています。

外野も盗塁の世界記録を持っていた福本豊さん(大鉄高)を中心に、土井正博さん(大鉄高)、巧打の新井昌宏さん(PL学園高)に高田繁さん(浪商高)、田尾安志さん(泉尾高)、Ｔ-岡田選手(履正社高)、金城龍彦さん(近大付高)、井上弘昭さん(北陽高)、大熊忠義さん(浪商高)ら。

名前を挙げているだけで楽しめるのが大阪府です。