春 35回出場 58試合 24勝 34敗 0分 優勝1 準優勝2
夏 94回出場 150試合 58勝 92敗 0分 優勝1 準優勝3
長野県とは、中部地方・甲信越地方に位置する、日本で4番目(北海道、岩手県、福島県の次)に大きな都道府県です。あまり知られてない(県民でも知らない人が多い)が、プロ野球独立リーグ・信濃グランセローズの所属する県でもあります。
リンゴ、ブドウなどの果物や酒の産地であること、蕎麦で非常に有名です。ただ、ご当地蕎麦は一人前で千数百円以上するのでご注意願います。
また、味噌の生産量・消費量も日本一であり、マルコメみそやハナマルキ、タケヤみそなど大手の味噌製造会社の多くは長野県にあり、日本の約半分の生産量を占めています。作っている味噌のほとんどは、赤味噌、白味噌のどちらにも分類されない信州味噌です。ちなみに日本で流通している味噌の4割は信州味噌です。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ バスを降りれば からまつ林
日除けのおりた 白いレストラン
秋の避暑地で 出会うひとはみな
なぜか目を 目を伏せて
なぜか目を伏せ 歩きます
コスモスの花は 今でも咲いていますか
あの日の二人を まだあなたは覚えてますか
愛されなくても 最後まで
のぞみを捨てずに いたかった
右は越後へ行く 北の道
左は木曽まで行く 中仙道
続いてる コスモスの道が
(「コスモス街道」 詞; 竜真知子 / 唄; 狩人)
長野県は私服高校が多いことで知られています。
分類上は中部地方になりますが、信越地方(長野県+新潟県。令制国名の信濃国・越後国に因む)、甲信越地方(信越+山梨県。甲斐国に因む)と呼ばれたり、春季高校野球は北陸の北信越(信越+北陸の富山県、石川県、福井県。なぜか、北陸3県でまとめてしまっています)大会だったり、吹奏楽コンクールは東海地区(基本的には愛知県、岐阜県、三重県の3県。+静岡県のときもあり)だったりします。なお、首都圏の天気予報にもちゃっかり出てきたりと、地味な割には活動の場は広いです。
選手権大会では、かつては甲信越大会、信越大会と隣県とまとめての予選を行っていましたが、1959年から1県1代表制に移行し、現在に至っています。
春季と秋季大会では北信・東信・南信・中信の4地区で予選大会を行い、勝ち上がったチームによる県大会という形式になっていますが、選手権大会はいきなり県大会になります。
なお、選手権大会の主会場は以前は地区持ち回り制でありましたが、近年は県の真ん中にある松本市野球場で準決勝・決勝が行われるようになりました。これは移動による不公平感をなくすためです。ただ、地元中信地区のチームにとっては、有難いのですが、駐車場が狭いため、結局は早起きしなければなりません。
以前は公立と私立の戦力バランスが拮抗していたとされていましたが、現在では上田西高、佐久長聖高、松商学園高、東海大付属諏訪高、長野日大高、東京都市大学塩尻高など、県大会の上位のほとんどが私立高によって占められるということが多いくなってきてはいるものの、長野商業高、小諸商業高、松本深志高などの公立校も躍進してきています。なお、県立の高校であっても正式名称は「長野県長野高等学校」のように「立」が付かないのが特徴です。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 松商学園高 16回出場 29試合 13勝 16敗 0分 準優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
2 丸子修学館高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
3 長野商高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
3 東海大諏訪高 3回出場 4試合 1勝 3敗 0分
5 長野高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
6 飯田OIDE長姫高 1回出場 4試合 4勝 0敗 0分 優勝; 1
6 長野日大高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分 ベスト8; 1
6 創造学園高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
6 岡谷工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 佐久長聖高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 松川高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 地球環境高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 松商学園高 16回出場 29試合 13勝 16敗 0分 準優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
2 飯田OIDE長姫高 1回出場 4試合 4勝 0敗 0分 優勝; 1
3 長野商高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分 ベスト8; 1
3 長野日大高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分 ベスト8; 1
5 創造学園高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
5 東海大諏訪高 3回出場 4試合 1勝 3敗 0分
5 丸子修学館高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
8 岡谷工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 佐久長聖高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 長野高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
8 松川高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 地球環境高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 松商学園高 35回出場 59試合 25勝 34敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 3 ベスト8; 1
2 長野商高 8回出場 15試合 7勝 8敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
3 佐久長聖高 7回出場 13試合 6勝 7敗 0分 ベスト4; 1
3 丸子修学館高 7回出場 10試合 3勝 7敗 0分 ベスト8; 1
5 岡谷工高 4回出場 8試合 4勝 4敗 0分 準優勝; 1
5 長野師範 4回出場 6試合 3勝 3敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1
7 伊那北高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分
7 創造学園高 3回出場 4試合 1勝 3敗 0分
9 松本美須々ケ丘高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 2
9 上田高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分 ベスト8; 1
9 上田西高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
9 長野高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 松商学園高 35回出場 59試合 25勝 34敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 3 ベスト8; 1
2 長野商高 8回出場 15試合 7勝 8敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
3 佐久長聖高 7回出場 13試合 6勝 7敗 0分 ベスト4; 1
4 岡谷工高 4回出場 8試合 4勝 4敗 0分 準優勝; 1
5 長野師範 4回出場 6試合 3勝 3敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1
5 丸子修学館高 7回出場 10試合 3勝 7敗 0分 ベスト8; 1
7 松本美須々ケ丘高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分 ベスト8; 2
7 伊那北高 3回出場 5試合 2勝 3敗 0分
7 長野日大高 1回出場 3試合 2勝 1敗 0分
10 上田高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分 ベスト8; 1
10 上田西高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
10 創造学園高 3回出場 4試合 1勝 3敗 0分
10 松代高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
【長野県出身者で打線組んでみた】
一番 ⑧ 聖澤諒 (松代高/東北楽天ゴールデンイーグルス)
二番 ④ 土屋正孝 (松本深志高/巨人軍ほか)
三番 ⑤ 宮崎剛 (台北一中/阪神タイガースほか)
四番 D 中島治康 (松本商業/巨人軍ほか)
五番 ③ 町田行彦 (長野北/国鉄スワローズほか)
六番 ⑦ 堀込基明 (小諸商業/南海ホークスほか)
七番 ⑥ 小森光生 (松本市中/毎日オリオンズほか)
八番 ⑨ 上田佳範 (松商学園高/日本ハムファイターズほか)
九番 ② 吉沢兵男 (松商学園高/中日ドラゴンズほか)
① 堀内庄 (松商学園高/巨人軍)
基本的に戦前の名選手が多く、戦後は活躍する選手が少ないです。甲子園での戦績と比例しています。
中島治康さんは1928年に松本商(現; 松商学園高)のエースとして甲子園大会で優勝。巨人軍(現; 読売ジャイアンツ)でも強肩・強打の外野手として活躍。1938年秋にプロ野球史上初の三冠王で、巨人軍初代「背番号3」としても知られています。
1991年の選抜大会で、松商学園高が県勢として久々に決勝へ駒を進めた。上田佳範さんはそのときのエース。35回連続無失点を続けるなど、本格派の右腕として活躍。長野県からの、久々の「スター誕生」でした。一回戦でイチロー選手(愛工大名電高/フロリダ・マーリンズ)と対戦し、無安打に抑えた。プロに入ってからバッターに転向し、強肩を生かした守備を売り物にした。
現役では聖沢諒選手(松代高/東北楽天ゴールデンイーグルス)。広い守備範囲と俊足で知られ、イーグルスの一・二番を打つ。柔らかいバッティングが特徴。堀込基明さん(小諸商)は南海黄金時代のメンバー。「400フィート打線」の一角を担い、ベストナインにも選ばれた。
他にも松本工高・御子柴進さん(元; 阪神タイガース)、上田西高・雄大さん(元; 中日ドラゴンズ) 、丸子実高・堀場英孝さん(元; 広島東洋カープほか)らが出身者です、最近も松本工高・柿田裕太選手(横浜DeNAベイスターズ)がいます。