「私は何で、一段一段なんだろう」
カナダ・バンクーバー・オリンピックから早くも4年。初めてオリンピックに出場した長野オリンピックから17年という月日が経ちました。おそらく、というよりもこのロシア・ソチ・オリンピックが最後の晴れ舞台になることでしょうね。
約1年前。2012年12月15日。
フィンランドのルカで開幕したフリースタイルスキー・モーグルのワールドカップで3シーズンぶりに現役復帰した開幕戦で3位に入りました。
3年ぶりの参戦となれば、練習は積んで来たにしても、不安要素だらけだったと考えられます。その間に他の若い選手の台頭や年齢による体力差。その他には何と言っても第一人者であるという注目度と過去の実績からくるプレッシャー・・・。
でも、この開幕戦を前にした上村選手は
「今できる滑りを精いっぱいやるだけ」
とコメントしていました。
つまり、自分の周囲からの雑音(いろんな出来事や評価)を気にすることはせず、今から始まることだけに集中するということですね。
私たちって、どちらかというと過去を引きずり、将来を不安に考えてしまう生き物です。でも、そんなことはさておき、「今」の一点集中することだけに考えをまとめます。
そして、自分自身が出来ることだけを精いっぱいやると断言します。
結果は結果。
今、目の前にある、やらなければならないことだけに集中し、不安を打ち消す。
「今で出来ることを精一杯やるだけ」
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まっくろくろすけ
eco坊主
