世の中、いろいろと不満がありますが、不安もあります。
特に先の見えない不安によって、「この先どうなってしまうのか」とモヤモヤした気持ちを持っている方も多いかもしれません。こういうことを考え始めてしまいますと、キリがなく、どんどんと深みにはまってしまいがちですよね。
以前、ご紹介した、Jamさん著の「多分そいつ、今ごろパ フェとか食ってるよ(https://blog.goo.ne.jp/full-count/e/e9e1faa7b3b7e401a8d62e704ed78361)」の続編です。
Jamさんは、この本の中で、「もしも先が見えてしまったら、今より不安になるかもしれない」と考えるようにするそうです。悪い未来は見えないうちは憶測や想像で済むことですが、見えてしまったら覚悟するしかありませんものね。
■先の見えない将来が不安
考え方:先が見えてしまった方が、不安になることもある
たとえば、遠くで台風が発生して日本に来るかどうかもわからないうちに不安がっても仕方がありません。また、いよいよ日本に上陸すると決まったのならば、それはそれで覚悟を決めて、いろいろと具体的な対策をする必要があります。
私は、この本を読むまでは、「自分でコントロールできない問題は、無理に考えないし、対応しない」としていましたが、同じような考え方だと思いました。
■人からどう思われているか気になる
考え方:一部しか知らない人からの評価は、あてにならない
■自分のやりたいことがわからない
考え方:夢は、「あってもなくても生きていける」くらいがちょうどいい
■情報に振り回される
考え方:世の中にある情報が、すべて自分向けとは限らない
■ルールを守らない人が許せない
考え方:「正しさ」は、自分の基準だけでは計れない
■生活に制限があってつらい
考え方:制限があるから、出会えるチャンスやアイディアもある
■見えないものへの不安や恐怖がある
考え方:見えないものより怖いのは、見えている人間
この本では、「こうしなければいけない」ということではなく、「こういう考え方もありますよ」という提案をしているところが、肩ひじ張らずに読めるところが気に入っています。
私は、「不安を持つのは、心が健康な証拠」だと思っています。ですから、過度に不安にならなくてもいいのではないかとも思っています。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。