野球小僧

移籍先

2023年度のプロ野球12球団合同トライアウトが11月15日に終わり、戦力外通告を受けた選手と他球団の交渉が解禁となりました。

戦力外通告の締め切り日以降、一部の戦力外となった選手たちについて、正式な発表がない状況で移籍先となる球団名がネット上のニュースなどで挙がっていますが、いろいろと取材した結果での正しい記事なのか、それとも正確な裏付けがないままでの憶測の記事なのか。

選手本人にとってホッとすることなのかどうなのか。ファンにとってもやきもきするような期間です。

そのなかでなんだかシーズンオフに目立っているのが我らが中日ドラゴンズ。

一時期は埼玉西武ライオンズからフリーエージェント(FA)になる選手を獲得するのでは?という話題がありましたが、ここへ来てそちらの話は鎮火気味であり、その代わりにいろいろと自由契約、戦力外になった選手の獲得というニュースが広報誌でもある中日スポーツを中心にして話題を振りまいています。



■中田翔選手(元;読売ジャイアンツ)
最大のターゲットでしょう。立浪和義監督は2013年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で打撃コーチを担当したときに一緒だったということもあり、「あの勝負強さはなかなか身に付くものではない。うちは本塁打、打点を挙げる選手も必要で魅力を感じる」と語って、あとは球団に任せるとのことのようです。

そもそもFA宣言した場合には推定3億円とも言われる高額な年俸と人的補償などが必要だったものの、複数年契約を破棄できるオプトアウトの権利を行使して自由契約となったことでハードルは下がったものの、一部で噂されている子どもが転校しなくてはならないということはネックになりそうです。また、年齢も年齢ですのでこの先、何十年はできないでしょうし、ケガの多さも気になるところです。

獲得できれば、残り約500安打となる2000本安打も視野に入ってきていますので、モチベーションを持ってくれることでしょうけど。

大阪・大阪桐蔭高で3回甲子園出場。2007年高校生ドラフト1巡目で日本ハムファイターズ入団。打点王3度、ベストナイン5度、ゴールデングラブ賞5度。2013年、2017年WBC、2015年プレミア12日本代表。
通算:1696試合 打率.250 ホームラン303本 1062打点

■中島宏之選手(元;読売ジャイアンツ)
大ベテランの中島宏之選手は今春キャンプ期間にデッドボールで右手を骨折した影響で長期離脱。若手の台頭もあって今シーズンは8試合の出場。ただ、勝負強さは健在であり、得点圏打率は約5割。通算1928安打を記録しており、こちらも2000本安打まであとわずか。

獲得できれば代打の切り札とともにファーストのスーパーサブ的な起用になるでしょうね。

兵庫・伊丹北高から2000年ドラフト5位で西武ライオンズ入団。2011年オフにポスティングシステムでMLB移籍を目指したものの交渉決裂。2012年はライオンズ残留。同年オフにFAでオークランド・アスレチックスと2年契約したものの、MLBでの出場はなし。2015年にオリックス・バファローズへ移籍。2018年オフに自由契約となり読売ジャイアンツ移籍。最多安打1度、最高出塁率2度、ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。2008年北京オリンピック、2009年WBC日本代表。
通算:1933試合 打率.293 ホームラン209本 994打点。

■上林誠知選手(元;福岡ソフトバンクホークス)
日本代表として2017年の「アジア プロ野球チャンピオンシップ」などにも出場した経験があり、2018年には全143試合に出場し、ホームラン22本を記録。守備、走塁にも定評があり、将来の中軸候補と期待されていましたが、その後は思うような結果を残せず、2022年には右アキレス腱断裂の大ケガを負っています。勝負強い打撃が復活するかどうか。

獲得できれば大島洋平選手のバックアップとして期待できそうです。

宮城・仙台育英高で3度甲子園出場。2013年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。2019年4月29日の北海道日本ハムファイターズ戦でパ・リーグ平成最後のホームランを放った。
通算:602試合 打率.242 ホームラン57本 203打点

■山本泰寛選手(元;阪神タイガース)
堂上直倫選手(コーチ就任)、溝脇隼人選手(退団)が抜けて、若手選手のみとなった内野陣。特に固定できなかった二遊間に厚みを加える存在として、内野全ポジションをこなすユーティリティー選手として期待。

慶応大から2015年ドラフト5位でジャイアンツに入団。2020年オフに金銭トレードで阪神タイガースに移籍。2022年はキャリアハイの86試合、打率.249、ホームラン2本、15打点。
通算:341試合 打率.235 ホームラン5本 40打点

■板山祐太郎選手(元;阪神タイガース)
パンチ力のある打撃と複数ポジションを守れる。育成契約となる見込み。

亜細亜大から2015年ドラフト6位で阪神タイガース入団。
通算:137試合 打率.205 ホームラン1本 9打点

昨年の現役ドラフトで移籍してきた細川選手はキャリアハイとなるホームラン24本、78打点と活躍。環境を変えて輝いた選手もいますので、戦力外となって移籍するチャンスを手に入れた選手には、それぞれの新天地で活躍してもらいたいものです。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ん?ちょっと何言っているのかワカリマセン(w)。

えーっと、こちらの心配よりも遊園地側に選手寮を抱えている球団の方を心配された方がいいと思いますよ(w)。いつまでもこだわっている過去の栄光と、謎の資金ではもう選手も振り向かないですから(w)。

でも、平山功太選手には頑張ってほしいなぁ~

知らんけど!!
eco坊主
おはようございます。

ストーブリーグだけでも賑わっていていてくださいませ。
ペナントレースが始まったら
【青息吐息】【意気消沈】【意気阻喪】【萎靡沈滞】【陰陰滅滅】【日陵月替】
ですから~( ̄∀ ̄*)イヒッ

でも中島選手には2000本安打は達成して欲しいなぁ~

以上!!!
今日もありがとうございました。
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