季節はずれの話で恐縮ですが・・・、これから先、夏と秋が終われば冬が近づいてきますのでよしとしておいてください。
さて、日本の冬場の暖房と言えばエアコンのほかに石油ストーブを使用しているご家庭も多いと思います。ところで、石油ストーブに使う灯油を入れるポリタンクですが、地域によって使っているポリタンクの色が違うようです。
こうした文化の違いは、おおまかに地質学上日本列島を東西に分断する大地層帯・糸魚川-静岡構造線(いといがわしずおかこうぞうせん)を境界とする場合が多く見られるようです。
■主に赤:関東甲信越、東北
■主に青:北海道、中部地方から西日本
■赤と青が混在:四国、九州
ほかには少数派ながら白もあるようです。
昔は白いポリタンクが多く利用されていたようですが、飲料水も同じ白い容器に保存していたため、混合するのを防ぐべく、段々と色がついたタンクが増えて行ったようです。
灯油用ポリタンクについてはJIS規格で容器の素材を「高密度ポリエチレン」と規定されている以外、色については規格がありませんが紫外線による内容物の劣化を防ぐため、「白」「赤」「青」「緑」など製造業者や販売ルートによって不透明に着色されています。
ちなみに、日本で販売されているタンクの容量は尺貫法の歴史から約1斗に相当する18Lが一般的になっています。
さて、赤と青の2大勢力についてですが、これは約40年以上前に関東のメーカーが、灯油という危険物を家庭内に置くため、色が目立つようにと赤を採用したのが始まりだそうです。
一方で関西のメーカーでは関東に対抗(?)するため、青を採用したという説、着色材の顔料の青が赤よりも原価が安いというコスト意識説、はたまた、水を入れる缶から転じて青になったという説まで諸説あるようです。
なお、私は赤以外を見かけたことがありません。
青を使ったら周りはどういう反応を示すか見てみたいものですが、そもそもこの周辺では青を売っているのも見たことがないのです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
さて、日本の冬場の暖房と言えばエアコンのほかに石油ストーブを使用しているご家庭も多いと思います。ところで、石油ストーブに使う灯油を入れるポリタンクですが、地域によって使っているポリタンクの色が違うようです。
こうした文化の違いは、おおまかに地質学上日本列島を東西に分断する大地層帯・糸魚川-静岡構造線(いといがわしずおかこうぞうせん)を境界とする場合が多く見られるようです。
■主に赤:関東甲信越、東北
■主に青:北海道、中部地方から西日本
■赤と青が混在:四国、九州
ほかには少数派ながら白もあるようです。
昔は白いポリタンクが多く利用されていたようですが、飲料水も同じ白い容器に保存していたため、混合するのを防ぐべく、段々と色がついたタンクが増えて行ったようです。
灯油用ポリタンクについてはJIS規格で容器の素材を「高密度ポリエチレン」と規定されている以外、色については規格がありませんが紫外線による内容物の劣化を防ぐため、「白」「赤」「青」「緑」など製造業者や販売ルートによって不透明に着色されています。
ちなみに、日本で販売されているタンクの容量は尺貫法の歴史から約1斗に相当する18Lが一般的になっています。
さて、赤と青の2大勢力についてですが、これは約40年以上前に関東のメーカーが、灯油という危険物を家庭内に置くため、色が目立つようにと赤を採用したのが始まりだそうです。
一方で関西のメーカーでは関東に対抗(?)するため、青を採用したという説、着色材の顔料の青が赤よりも原価が安いというコスト意識説、はたまた、水を入れる缶から転じて青になったという説まで諸説あるようです。
なお、私は赤以外を見かけたことがありません。
青を使ったら周りはどういう反応を示すか見てみたいものですが、そもそもこの周辺では青を売っているのも見たことがないのです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。