インディカー・レース第3戦のブラジル戦で佐藤琢磨選手(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLR))が3位初表彰台ということで、初の表彰台となりました。
ちょうど、夕方からTV放映があったので久しぶりにモータースポーツを観ることとしました。
このレースが行われた、ブラジル サンパウロの市街地コースは狭い。
一概には言えませんが、F1のモナコGPのコースといい勝負かも知れません。
さて、インディカーは元々オーバル(楕円形)コースをぐるぐる回るのが本来のレーススタイルであったため、何とはなしに好きには慣れませんでしたが、ここ数年はサーキットや市街地コースなど多彩なものになってきています(それでも、ほとんど観てはいませんが)。
佐藤琢磨選手の表彰台といえば、2004年のF1でのB・A・R時代のアメリカGPで日本人最高位タイの3位を獲得しています。
偶然なのか、この時のコースがインディ500が開催されるインディアナポリス・モーター・スピードウェイというインディカーレースが行われるコースだったのです。
これも何かの縁ということなのでしょうか。
佐藤琢磨選手と言えば遅咲き。
19歳までは自転車競技に熱中していて、インターハイ制覇や大学選手権優勝などの記録を残しています。
その後、モータースポーツへと転身して、2001年に日本人初のイギリスF3チャンピオンを獲得して、マカオGP(国際F3レース)でも優勝してF1へとステップアップしてきました。
海外の名だたるドライバーが10歳に満たないころからカートに乗り始めているのですが、佐藤琢磨選手は19歳と10年近く遅くからのスタートです。
ただし、その分、36歳となった現在ですがドライバー歴は、まだ15年と若い部類に入っています。
ですから、まだまだ脂ののっている時期だと考えてもいいかも知れませんね。