高校野球のテーマソングは、球児だけでなく、高校野球をつうじて、その歌とともに当時のことが思い出されたりします。
「オモイダマ」は、2014年7月2日にリリースされた関ジャニ∞の28作目のシングルです。
ABC朝日放送の「第96回全国高等学校野球選手権大会」に関連した、2014年の「ABC 速報!甲子園への道」「高校野球中継」「熱闘甲子園」、そのほか夏の甲子園関連番組などで使用された「2014 ABC 夏の高校野球応援ソング」です。また、第96回全国高等学校野球選手権大会の開催期間限定で、阪神甲子園球場の最寄り駅となる阪神甲子園駅の接近メロディとしても採用されました。
また、ジャニーズ事務所による新型コロナウイルス感染拡大を受けての社会貢献プロジェクト「Johnny's Smile Up! Project」の一環として、先日、ジャニーズ事務所のYouTube公式チャンネルで公開されました。
動画の冒頭で安田章大さんは、今でもこの曲を聴くたびに歌詞に力をもらっていることを話し、
東京オリンピック2020の聖火ランナーとして出身地の兵庫県を走るはずだった安田さんは、3年前に脳腫瘍の一つである「髄膜腫(ずいまくしゅ)」を患い開頭手術を受けました。安田さんは動画内で頭を指さし「これが傷痕なんです」と手術の傷跡が残っていることや、日々の暮らしでも色つきの眼鏡がないと生活が出来きないでいることを語っています。
それでも支えてくれる人たちがいるから覚悟を持って立っていると言う安田さんは、「みなさんもしんどい思いをしていると思いますがなんとか生き抜いて、未来を勝ち取ってやりませんか」とエールを送り「小さな幸せを見つけて歩みましょう」と締めくくっています。
この年の大会は、当初は8月9日に開幕予定でしたが台風の影響を考慮して8月11日に開幕となり、決勝は1992年の第74回大会と並んで最も遅い8月25日でした。
決勝は、大阪・大阪桐蔭高が、4-3で三重・三重高を下し、2年ぶり4回目の優勝を果たしています。
大会2日目の第4試合の岐阜・大垣日大高 vs. 茨城・藤代高で、1回表に8失点した大垣日大高が、1回裏に4点返すなど反撃し、7回裏に3点を返し1点差、8回裏に3点を挙げ逆転、結果12-10で大垣日大高が17年ぶり、最多得点差逆転試合のタイ記録で勝利しています。なお、石川大会の決勝の星稜高 vs. 小松大谷高では星稜高が9回裏に0-8の8点差から逆転サヨナラ勝利するという記録もありました。
第96回全国高等学校野球選手権大会
日程:2014年8月11日~8月25日
出場:49校
参加:3917校
キャッチフレーズ:キラキラ輝く、キミの夏
優勝:大阪・大阪桐蔭高(2年ぶり4回目)
「オモイダマ」は、関ジャニ∞のメンバーも参加した「高校生との夢のプロジェクト」から生まれ、歌詞には高校生から応募のあった6000通のメッセージから選ばれ、ミュージックビデオにも、オーディションを通過した全国の管楽器プレイヤーの所属する高校生が参加しました。
♬終わりじゃなくて
終わりじゃなくて 伝えられた想いが
ある限り
さあまた歩きだそう
たしかにあの先に待っている 未来へ
夏の高校野球は、努力や涙、挫折や痛みを積み重ねた選手たちが集う場所です。彼らは、嬉しい事も悲しい事も悔しい事も、多くのことを経験し、時には何かを犠牲にしてきたかもしれません。1つの夢を掴む為に、ここまで走って来たことでしょう。
新しい一週間が始まります。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。