囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

人情噺の視界不良

2021年01月30日 | 雑観の森/政治・経済・社会

 

 

マスターひとり、深夜しかやっていない店だったら

 ~ 架空のお話だけどね。これは。 の巻】

 


ときどきアマゾンやレンタルで見たくなる

傑作ドラマ「深夜食堂」シリーズ。

海外リメイク版もできてよろしいが、

わたしには日本版がやっぱりしっくりなずむ。

テーマ音楽の切ないイントロ部分でおなじみです。

いまは、こんな店の営業も青息吐息なのでしょう。

 

1日6万円支給はマスターひとりならどうか?

では従業員をそれなりに抱える店ならどうか?

「不要不急」の四文字が安直に使われるなか

夜の彷徨から遠ざかって久しいわたしだが、

権力者の思考停止に翻弄される不条理劇に

こちらの胸もチクリ痛い。

 

自分たちの快楽のためにではなく

夜の街の声に正面から向き合い

寄り添うことのない衆愚政治の浅薄。

収まる気配もなく視界も暗い2021年も

はやひと月が過ぎようとしているのに……。

 

 

 

しんやしょくどう 安倍夜郎による人気漫画。2006年10月に小学館「ビッグコミックオリジナル増刊」に初登場し、次第に人気が出て、07年8月からは「ビッグコミックオリジナル」で連載されている。テレビドラマ化や映画化、韓国や中国でも映像作品となった。新宿・花園界隈の路地裏にある小さな飯屋、深夜0時から朝7時ごろまでしか営業しないことから、暖簾(のれん)に「めしや」と書かれているが、常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、酒類のみだが、マスターが作れるものならば、言えば何でも作ってくれる。客の人情話がドラマの肝である

 

 

 



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