【おごりのツケは高くつく?
~ 「俺たちは特別だ、俺たちに明日はない」
~ 宴会大好きセンセイたち、ようやく「4人以内」に の巻】
位置は猫を虎にする
徳富蘆花「黒猫」(明治36年)
権力の座(位置)につけば
猫も虎になり、威張るようになる
一団の人間が一定の権力を握るようになれば
彼らは権力を得たゆえんたる正義を忘れ
権力の保持に執心するのが常である。
しかし、独裁や恐怖政治は、
悪人が権力を握り、突然創り出すワケではない。
むしろ元はといえば、民衆の考え方のなかにある。
政府の圧政が自然に発生するのではなく、
状況が次第に圧政を招き入れるのである。
政治の幅は つねに生活の幅より狭い
埴谷雄高「権力について」(昭和33年)
政治は、生活のために生まれ
生活に支えられているはずであるが
政治は自己を誇張し、生活と同じか
それ以上に大きく見せようとする
だが生活は政治の枠をはみ出しているのだ
✕ ✕ ✕
一度コントロールを失った国民生活は
ちょっとやそっとのナマクラ政治には手に負えなくなる。
真価が問われるのは、今日のような非常時なのである。
緊急事態宣言は、どの口が誰に向かって何を宣言するのか。
▲パラダイス一変 ネコ公方と その仲間たち シベリア越冬の旅 厳し
シベリア送り 長くて忙しい党員生活に疲れた同志諸君に、田舎での悠々自適な生活を斡旋してくれる党および指導者からのとてもありがたい福利厚生事業(政治風刺小話「アネクドート」)