【「5子局」~ 藤沢保少年(11)が本因坊秀哉名人に挑む の巻】
▼第5譜(問題図を再掲)
▼第6譜 正解は 17の十五
「白1、3のコウ材は、三々入りのほうが勝っていたかもしれぬ」(秀哉)
黒には4と6の粘りがあり、被害は最小限に食い止めた
名人は、白7で8と切れば生きはあるが、Aと二子を取られては妙味なし
と判断されたのだろう
黒8とツイで下辺がそっくり地になっては
黒の打ちやすい局面になった
「黒10ではBと押し付けて三子を取り切るべきである」(秀哉)
黒10とこちらをツイだため、白11のオシが利くなど
下辺の利得は大幅に減少した
とはいえ、下辺60目の確定地は、白の全部の地と匹敵する
(藤沢評)
碁友の解答
【初段Aさん】
ayu123です🙇
何時ご苦労様です🙏
その後のコウ材ですが 白16-十五の割り込みでは?
【高段Bさん】
「16十四のノゾキ。黒がコウを解消すれば15十四で右下の黒石の一群を分断します。それにしても本因坊は黒陣深く入りますね。藤沢少年としては、コウに持ち込まずに先手をとり、白9の点に打って右下を囲う戦術もあったのでは。このあたりの構想が、将来の名誉棋聖と我流鈍才との差(天地)でしょう。 我流男」
【級位Cさん】
ブログの表紙が変わったんですか?
解答と問題を探すのに、ひと苦労しました。
白のコウ材は「17の十四」では?
黒は抑えると次の黒のコウ材が見つからない。
結果下方は白地になる。
「ら・マンタの男」
◇
■問題=黒が下辺に大地を確定させた後
秀哉名人が打った白の一手は?
次譜では意外なところから白にもチャンスが生じる
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黒が置石の利を保ち、中盤に入りましたが
ここからも白がさまざまな技を繰り出し
下手の受け方を試していきます
本手の凄みを実感いたしましょう
碁会同人から解答を募ります
「着点」と「その理由」を明記
あす「午後5時」締め切り
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