囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

「思い上がり」に喝 4

2020年06月21日 | 雑観の森/心・幸福・人生

 

ちょっと強くなったとしてもポカ見損じが出る ~ そうした時、あなたならどうする? ボヤク? 投げる? まさか「待った=打ち直し」? ~ 下品(げぼん)お断り の巻】

 


わたしが新しく創った小規模碁会「とりあえず碁会」。

皆さん、棋力だけでなく、所作・マナーに問題がない。

ひとことで言えば、メンバーは上等である。

高段者中心だが、奢ったところはない、のである。

品格を第一に重視してお招きしたことによる。

「来る者は選び、去る者は追わず」

これが世話人としての

わたしの基本姿勢である。

 

とかく盛んなる者は自然と心に緩みを生じ、

そのために、ともすれば急に衰えるものである。

足元が昏く、自分に甘くなりがちである。

 

盛者必衰という言葉は仏教から出ている。

「仁王経」には

「盛者必衰、実者必虚」とみえ、

「平家物語」にも

「奢れるものは久しからず、

ただ春の夜の夢のごとし、

たけき人もついには亡びぬ。

ひとへに風の前の塵に同じ」

とある。

 

ヒトは、

強そうに見せていたとしても

案外モロいものである。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。