処方箋を持って初めてのおつかいへ。
薬局の調剤ゾーンなんて初めてよ~~~ちょっと緊張!
まずは受付で処方箋を渡します。
ここでは紙物は一切なし。
氏名も誕生日も住所も電話番号も口頭で、その場でコンピューターに入力。
アレルギーについては聞かれなかったけど、いいのかあ???
これは重要情報だから、日本では絶対はずせないのになあ。
処方内容もその場で入力して、クスリがあるかどうかもその場で確認。
ようやく最後に「15分もらえるかしら?その間に作っておくから」だって。
この台詞に至るまでに、めっちゃ!待ってますけど・・・要領悪いぞ!
待ってる間に思ったんだけど、薬局のクスリの様子が日本と違う。
日本はPTPシートがメインでしょ?あのぷちってやるやつね。
でも、アメリカの調剤薬局はバラのクスリばっかりなの!
箱でもシートでもなく、ボトルが並んでるのよ!
一体どうやって渡されるんだろう・・・って興味津々ですよ。
イギリスの施設にあったみたいに、各個人用にPTP包装するのかなあ。
PTP包装する機械が薬局にあるのかなあ。
その割にはそんなでかい機械は見当たらないわあ。
そんなわけでちょっとワクワクしながら15分後に受け取り窓口へ。
そしたら、こんな形状でくれました!!!
おお!ボトルを個人仕様にアレンジしてくれるんだ!
そういや映画とかドラマで見る薬ってボトル入りばっかりだもね。
あれは市販薬だけじゃなくて処方薬もそうだってことだったのか~。
ってことはバラのクスリをボトルから出して、数を数えて入れてるってこと?
手でやってるんだったら衛生的ではないけど、ピンセットを使うとも思えない。
数を数える機械があるとしたら、機械の中に他の薬の粉末がつくしなあ。
どうやって調剤&監査してるんだろう・・・謎だ。
Refillしますっていうのは、前回と同じ処方だった場合のことだね。
何だそりゃ?と思ってたけど、ボトルを見て納得。
同じクスリを同じボトルに入れるんだよ、きっと。
衛生的にどうなのそれ?って気はするけど・・・。
ちなみにイギリスでは、マラリア薬はPTPシートの入った箱ごともらいました。
もちろん中には添付文書入り。
だからか、お薬説明シートはもらわなかった気がする。
イギリスでマラリア薬をもらった時の様子はこちら。
マラリア薬
説明シートですが、これがまたアメリカンな感じで字ばっかり。
日本だと読んでもらうことが大事だから、
どうしてもはずせないことは大文字や色文字にして、
書き込む情報もなるべく厳選するんだけどね。
これはマラリア薬用の説明シートを写したもの。
下痢止めには同じ形状のものが別についてます。
こんな字ばっかりのやつ絶対読まないって。
なのに、情報はちゃんと渡してますって裁判で言うんだろうな~。
ここでお会計。これは保険の通りでした。
私の入ってる保険は、ジェネリックだと30日ごとに15ドルなのです。
ブランド薬だと25ドル。
マラリア薬は43日分だけど、15ドルでした(らっきー♪)。
そして下痢止めも15ドルなので、合計30ドル。
保険のおかげで、クスリはイギリスより全然安く済んだかな~。
お薬を渡して会計をしてくれた人は、薬剤師さんだと思われる。
その人が、説明するからカウンセリング窓口に移動してと言うではないか。
このカウンセリング、希望でもしてもらえるだろうけど、
お薬説明シートに、新しく飲む薬だから説明すること!
っていう注意書きがある人はもれなく全員受けるのです。
ちなみにカウンセリング窓口ってのはめちゃくちゃオープンで、
お薬受け渡し窓口の方がまだプライバシーを保てる感じ。
これってどうなの!?っていう造りです。
カウンセリングはドクターから聞いたような内容を説明されて終了。
いやいや、メインの副作用とかさ!その兆候とかさ!
そういう重要情報はくれないわけ!?
用法要領だけならボトルに書いてあるし、別に説明はいらないわよ!
でもさ、最後にちょっと疑問が。
予防接種は全部自費で90ドル払ったわけですよ。
でもクスリは保険が利いて15ドルでしょ?
ってことは・・・予防接種も保険が利いたのかな~?もしかして~?
保険情報は渡してあるし、もしそうならそのうちキャッシュバックがあるかしらね。
↑気が向いたらクリックしてね
医療&歯科衛生TOP → アメリカの医療保険