デセプション・ポイント

ご近所にお住まいの皆様。
ここ数日、やけに暑くないですか？？？
ちょっと前は寒くて毛布をかけたっていうのに、
週末からあまりの暑さに半袖で寝てますよ、私。


今日は例に漏れず、掃除＆洗濯をしたんですが、
掃除機をかけてたらもれなく汗ばみましてね。
ちょっと湿気もあるし、ロスにしちゃ相当暑いんじゃない？
熱波ってほどの気温じゃないと思うけど、確実に暑いのだ。


先日借りてきた6冊の本が読み終わりました～。
中でも、デセプション・ポイントがものすごくおもしろかったのだ～！！！
作者はダン・ヴラウン。聞いたことない？
後書きを読んで知ったんだけど、ダ・ヴィンチ・コードの作者です。
思わず彼の著書を全て読みたくなりました。


ダ・ヴィンチ・コードの作者らしく、登場人物がたっくさん。
物語も複雑に複雑を重ね、それが科学でコーティングされているので、
読み始めた時には失敗作かと思ったよ。
でもねえ、最後の最後まで楽しませていただきました♪


これはかなりお勧めです。
映画にしたら結構おもしろいんじゃないかな～絵的にも。
もうとりあえず今回はおとなしく図書館に返却するけど、
きっともう一度読みたくなって買うと思うわ。


wikiのあらすじ以降をちょこっと書きましょうかね。
北極で発見されたのは、氷の中から出てきた隕石。
しかも、その隕石には虫の化石が含まれていたのです。
そう、NASAの悲願である地球外生命の発見が成されたのです！


民間の科学者の協力を仰いでこの隕石に含まれている化石が、
間違いなく地球外生命体であると証明させたNASAとホワイトハウス。
世紀の代発表を前にして、科学者の一人があることに気付きます。
そのため彼は、北極の研究所を影から見張っていた謎の部隊に殺されます。


レイチェルとその他二人の科学者も同じことに気付き、
それを検証するためにもう一人の科学者と一緒に基地の外へ。
そこで謎の部隊に襲撃され、一人は殺され、三人も北極の海へ投げ出される。
レイチェルの機転と奇跡的な偶然により、救助される三人。


彼らが突き止めたのは、隕石は実は氷の下から挿入されたものだということ。
その後は彼らの思考ゲームにより、隕石そのものが偽者だったと分かります。
またしても謎の部隊に襲われる彼らは、その指揮者とご対面。


ストーリー的にこの人達が黒幕？と思わせられていたのに、
まんまと裏をかかれましたね～。
まさかこの人だとは・・・いやいや、ダンさん、人が悪い。
一気に読んじゃいました～。


さてさて、それ以外の本についても一言。


【驚典】　群　ようこ

エッセイだと思ってたら、対談集だった。
よく見たら表紙に書いてあるじゃんねえ・・・。
読むのやめようかと思ったけど、とりあえず読んでみた。
ま～、そこそこおもしろかったかな。


【からくりからくさ】　梨木　香歩

最近映画化された、「西の魔女が死んだ」の」作者。
西の魔女は読んだけど、こんなにくら～い話じゃなかったよね？
なんか、ちょっとだまされた気分・・・。
読んでるうちにこっちも思いつめてきちゃってさ。
生命の連なりを支える絆と、深く心に伝える物語って裏表紙に書いてあるけど、
いやいや、人間の思いがなんだか重～くのしかかってきたよ。


同じ家に住むことになった4人の女の子を中心にして話が進むんだけど、
この名前が古臭くて馴染まなくて、誰が誰だか最後までよくわかんなかった。
家主さんになってる女の子は分かる、外国人の女の子も分かる。
あとに2人がごっちゃになっちゃってさ。
せめて一番最初に出てきたときに振り仮名を振ってくれれば読めたのに。


与希子って、「よきこ」でいいの？
紀久って・・・あ～「きく」って読むのね。
もうそこからケチがついちゃってさ。
両方とも古臭い名前だもの、今時の読者には分かりませんって。


紀久が付き合っていた男性と、外国人のマーガレットの間に子供が出来るのよ。
紀久はみんなに宣言してなかったので、日本人の2人は気付いたけど、
外国人のマーガレットは察することが出来なかったんだよね。
まあそれはいいんですけど、その男性、外国に行って帰ってこないのよ！
その無責任具合はひどすぎない！？
メインのお話はこれではないにしても・・・ブツブツ。


【The X-Files　闇に潜むもの】　クリス・カーター

今更？って感じで映画化されたSex & The Cityだったけど、
X-Filesも今更映画化されたんだよねえ。
なので、なんとなく手にとって見ました。
でも、あんまりおもしろくなかった。
やっぱりテレビで見るのがいいね、こういうのは。



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