阿含宗不良会員の呟き

阿含宗不良会員の呟きです。 神仏と開祖を信じ修行してるつもり。
宗務局は知らんけど。不良会員なんで(笑)。

阿含宗 また語るに落ちる。「開祖霊諭」の“鎮護”をアッサリウッカリ“除災”に変更

2024年04月29日 23時55分41秒 | 日記
 5月に挙行ということで告知されていた仮称「南海トラフ巨大地震鎮護大柴燈護摩供」の正式名称が発表されました。
『「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録二十周年奉祝
日本列島・南海トラフ巨大地震津波除災 国土安穏 世界平和
阿含宗 神仏両界 熊野大柴燈護摩供』
 また嘆息してしまいました。もう何度目かの「語るに落ちる」です。

 「南海トラフ巨大地震鎮護大柴燈護摩供」という仮称が発表された時、私は大意次のような文章を書きました。
“仮称とは言え「南海トラフ巨大地震鎮護」という名称には問題がある。「悪疫鎮護」とか「天災鎮護」という言い方が昔から有るので間違いではないが、本来「◯◯鎮護」という場合は「国家鎮護」「王城鎮護」、そして阿含宗が昨年行った能登大柴燈護摩供の副題の「日本海鎮護」のように、◯◯には護るべき対象が入る。何故わざわざ、自分達が何ヶ月か前に使用したのとは正反対の例外的用法にしたのか?能登大柴燈護摩供での「日本海鎮護」が日本海を護るという意味なら阿含宗は巨大地震の元となる地下のエネルギーを「鎮護」して無事に巨大地震を起こしたいのか?という誤解・曲解を招くスキを与えるのも良くない。”
 恐らく宗務局内外から同じような疑問や懸念が多数寄せられたので、それに応じて正式名称では「南海トラフ巨大地震“鎮護”」を「南海トラフ巨大地震津波“除災”」に修正したのでしょう。

 私は、宗務局は正式名称でも絶対に「鎮護」を使うだろうと思っていました。何故なら「南海トラフ巨大地震鎮護を祈るお護摩」の実施と名称は開祖の御指導に基づくものであるというのが宗務局の建前だからです。
 2月例祭で公表された「開祖霊諭」とやらの中にこういう文章が出てきました。「南海トラフ巨大地震鎮護を祈るお護摩をお焚き上げする準備に取り掛かるよう、職員に指示をした。」(失笑。)
 「南海トラフ巨大地震鎮護」というのは開祖御自らのお言葉とされているわけです。「鎮護」の使い方について疑問や懸念が寄せられたからといって、開祖御自身から発せられたとされる言葉を削除して別なものに修正できるでしょうか?もし「開祖霊諭」が本物の開祖の御指導であるならば、そんなこと出来るはずがありません。決して間違いと言うわけではないのですし、最後まで「巨大地震津波鎮護」で通すしか無いではありませんか。
 宗務局が開祖のお言葉であるはずの「鎮護」をアッサリ、と言うより、ウッカリと言うべきかもしれませんが、引っ込めて「除災」に変更してしまったのは何故か?簡単な話ですね。「開祖霊諭」は開祖の仏界からの御指導などではなく宗務局の作文に過ぎず、「(開祖が)南海トラフ巨大地震鎮護を祈るお護摩をお焚き上げする準備に取り掛かるよう、職員に指示をした」という自らの作り話を宗務局がスッカリ忘れていたからでしょう。

 「開祖霊諭」とやらに関して語るに落ちるのはコレで何度目でしょうか?いい加減、開祖のフリは自分たちには無理ということに気付いて頂きたいものです。

 この熊野大柴燈護摩供の実施自体には反対ではありません。寧ろ賛成です。私に出来る範囲の護摩木や基金はさせて頂いています。








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