以前「浄土信仰の依経である『観無量寿経』由来の“上品上生(じょうぼんじょうしょう)”と言う言葉を阿含宗で大きく使うのは問題がある。普通に“追善供養”で良い」という主旨の文章を書いたのですが、一方で“追善供養”では意味のうえでも語感的にもパンチに欠けるとも思っていました。 ですが、今日、ちょっと前の『阿含宗報』に「霊格上昇」という言葉が載ってるのを見つけて、コレだと膝を打ちました。「霊格上昇」で良いじゃないですか。意味・語感のうえからも。
「冥徳陵霊牌堂(めいとくりょうらいはいどう)」のように漢字と読み方でダブルミーニングになるように「霊格浄昇」「霊覚浄生」とかにしても良いかも知れません。
私は漢語や仏教用語に詳しくないので、そういう視点から観て本当にこれで良いかについては何とも言えませんが。