初護摩中継の再配信を見ました。
公開された『開祖霊諭』とやらに“新春初笑い”です。
一部を引用します。
開祖は仏界に仏陀として居られるわけでしょう。何故、仏陀よりも遥かに格下の存在である人間ごときの、何とか未来の事を推し量ろうと作り上げた稚拙な道具に過ぎない密教占星術などを根拠に話をするのでしょうか?仏陀としての智慧、即ち「仏智」によって感得したことをもとに今年がどんな年になるのかをズバリ断言したら良いではありませんか。
仏陀ともあろう存在が密教占星術ごときを根拠に「あーかも知れない。こーかも知れない」というようなアヤフヤな事をグダグダ語るなど、『開祖霊諭』とやらが本当に仏界の開祖からの御指導なら、有り得ないことです。
判り易い例え話をしましょう。
貴方が体調に異変を感じ病院に行ったとします。そこで診察してくれたお医者様が有名な一般向けロングセラー書籍『家庭の医学』のページをペラペラとめくりながら「うーん、その症状だとぉ、うーん、インフルエンザかなぁ?たぶん」とか言いだしたら、貴方、どう思いますか?
ニセ医者ですよね、そのヒト。間違い無く。
もっとも、本物のニセ医者(?笑)はそんな間抜けなヘマはしないでしょう。
ですが、阿含のニセ開祖サマはインターネット配信を通じて多くの会員さんや一般の人々の前で堂々と平然とヤラかしてるわけです。
一応、言い訳みたいなモノを考えてみました。
「生前の開祖の新春御法話と同様で、単に話のマクラとして九星を持ち出しただけで密教占星術のみを根拠にしているわけではない。また、会員さんにとって密教占星術の勉強になるからでもある。」
無理ですね。もしそうであるなら、もっとそれらしい言い方になっていなければなりません。先程引用した文章を読み返してみてください。ガッツリ、密教占星術を根拠に語っているではありませんか。しかも、自分の“予言”が外れた時のために「注意すべきである」とか「恐れている」とかいう言葉を使ってシッカリ逃げ道を用意しているわけです。
ハハハハハハハハハ。
本当に声を出して笑ってしまいましたよ。コレが私の新春初笑いです。
私が初護摩に寄せての『開祖霊諭』とやらをちゃんと見るのは多分今回が初めてなのですが、もしかして、開祖御遷化以来ずっと毎年こんな間抜けな新春『開祖霊諭』を発表してきたのでしょうか?そうなのでしょうね。
それは、宗務局や阿含宗からドンドン人が離れていくはずです。