レンタル店で出ていたので,借りてしまいました。
新作を借りるのは私の主義ではないのですが,誘惑に抗しきれずついついかごに入れてしまった次第。
勿論最低料金の一泊二日で,翌日には(バックアップ取って)返しました・・・。
ガンダムシリーズとしては,1st-Z-ZZ-逆シャアに続く正統的な宇宙世紀ものであり,0096年-つまり逆シャアの3年後が舞台ということになります。
ストーリーは唐突に西暦が終わり,宇宙世紀が始まるところから始まります。
西暦の最後の大晦日,宇宙世紀への改暦を記念したセレモニーが地球の低軌道上に位置する宇宙ステーション首相官邸「ラプラス」にて執り行われようとしている時,突如宇宙世紀0001年への改暦と同時にラプラスは突然に爆発。
首相及び各国代表,官邸要員や連邦軍の艦隊を巻き込んで多くの犠牲者を出し,宇宙世紀への改暦を記念したセレモニーは,新世紀の第一歩を血で汚す最悪の事件となってしまいます(ラプラス事件)。
そして連邦政府は,徹底的に反政府団体に対する弾圧を断行。
そのことは,後に極右団体にして選良の集団であるティターンズやネオジオニズムの台頭といった連邦政府自体の腐敗を招いたことは,上記の宇宙世紀シリーズにある通りです。
工業コロニー・インダストリアル7にあるアナハイム・エレクトロニクス社系列のアナハイム工業専門学校に通う少年バナージ・リンクスは,オードリー・バーンと名乗る謎めいた少女と出遭います。
新たな戦争の火種ともいうべき「ラプラスの箱」を守るべく1人で行動を起こした彼女を救うべく動いているうちに,バナージは彼女に惹かれていきます。
やがて連邦政府とアナハイム社が軍事介入した結果コロニーは火の海と化します。
避難しながらオードリーの姿を探すバナージの前にビスト財団の党首であるカーデイアス・ビストが出現。
瀕死のカーディアスから,バナージは自分の出生の秘密を聞くとともに,一角獣のようなMSを託されます・・・。
従来のガンダムシリーズ同様,王道ともいうべき巻き込まれ型のオープニングでした。
・・・で,登場人物の相関を理解するのに時間がかかるのも同様。
ストーリーが動く次回以降に期待ということでしょう。
謎の少女オードリー・バーン(名前の由来は言わずもがなですが,インダストリアル7では「ローマの休日」やっているようです・・・)の正体は・・・(見ればすぐ分かりますが・・・),ユニコーンガンダムを託されたバナージの命運は・・・。
早く2巻が見たくなります・・・。