働く原動力

戦後洗脳教育を正しい国家観に戻すことで、希望が湧き日本を取り戻すことが出来ると思っています。心身の健全さを取り戻そう!

治療モデルから予防モデルへ

2007年04月13日 09時02分51秒 | 原動力

2008年度新卒採用、2007年度新人研修に追われ、ブログ更新の余裕を失っておりました。
時間はいくらでもつくれるはずですが、気持ちがそちらに集中してしまい(とらわれてしまい)こういうパターンが起こるのでしょうね。
また、記事のアップが習慣になっていないこともあると思います。

私の根本的な考えの一つに「企業における人財育成のポリシー」があります。
(これについては、別途記述する予定です)

必要な要素は、「心の健康と体の健康」です。即ち、

  • メンタルヘルスケアの知識
  • 健康に関する知識

です。
どちらも密接に絡み合い、どうやら分離して考えることは無理なようです。

タイトルで書いた、「モデル」というほどのことはないのですが、上記2つはいずれも「症状が発症してからの対処」は、かなり大変になることは、誰もが知っているところだと思います。

健康に関する予防は、それぞれ色んな方が「健康法」として実践されているかと思います。そして、最近かなり注目されているだろうと思うことに、に関することが上げられると思います。

正しい食生活を送れば、健康を維持できる。これが予防につながります。
そして、病気が発症したら、休むことと原因療法を受けることだと思います。原因療法は、常に体全体と自身の治癒力に視点を置きます。

心の問題も同じです。鬱病やパニック障害などの精神疾患を発症してしまうと、治癒するのに年単位にかかることは希ではないようです。
うつでなくとも、心身症(心からくる、体への疾患)は、知らず知らずのうちに健康を害していることもあるようです。(胃痛、胃潰瘍、出社への恐怖・拒否・引きこもりなど)

一般の方は多くの場合職場がありますから(主婦の場合は家)、そこで過ごす時間がかなりな割合をしめます。

ですから、心の問題を予防しようとすると「職場と家庭」の両方が必要になると思います。

メンタルヘルスの最も大切なことは、発症する前にケアを行うことだと思います。
そのためには、ストレスの因子をつぶさに発見し、ケアする必要があります。恐らく、いつも見ている仲間や家族なら、意識を強めると「変化」に気づくはずです。

気づく度合いをたかめるのに、カウンセラーのスキルが非常に役立ちます。ちょっとした知識を学び、少しだけ訓練すれば、誰でも得られるスキルです。

職場のあらゆる人、近所の人たちが心理学を少し勉強するだけで、「相互ケア」の環境を構築することが出来ます。

これが、私の考える「予防モデル」です。

よく考えれば当たり前のことかもしれませんが、今の社会・企業ではなかなか実践されていません。
専門医を社内に置き、それだけで「事足りる」と考えているのかどうかは不明ですが、2000人の企業に数名の産業医がおられても、「小さな因子」を発見することは不可能と思われます。

ストレスチェックなどを企業では行いますから、そこで「危険」と思われる状態になって初めて、ケアが始まるので、予防するのは困難ではないか? というのが私の考えです。

職場環境における相互ケア、これ以外、よい方法が今の私には思い当たりません。

ですから、それを実践していきたいと考えています。


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