視野を広げ、人間に幅をつける

私の会社では、個人目標というものを立てて、１年間試してみます。
個人目標には、注意点があります。

　・仕事に直結しないこと
　・自分が興味のあること

そして、今年のテーマは「視野を広げ、人間に幅をつける」です。
（あまり、きっちりと社内展開できていませんが）

私のチームでは、有機農業の実践や写経（心を穏やかにする）などがあります。変わった会社かもしれません。
コンピュータ関連の仕事をしていると、特に技術者は、とかく視野が狭くなりがちです。職務上、集中することが仕事ですから、避けられません。
また、意見の食い違いから来るストレスも小さくはありません。それが気になって、集中力が阻害され、仕事が手につかなくなり、更にそれがストレスに発展することもあります。
（一般の方は驚かれるかも知れませんが、技術者は、集中しているときに客先から電話が鳴り、集中の糸を切られることでもストレスになります。
もとの集中している状態に戻さないと仕事が前に進まなくなるからです。）

視野を広げ幅をつけることは、人の意見を消化しやすくし、その種のストレスを持たずに済みます。色んな意見を消化できる体が出来てくるんですね。

集中した後にリラックスするには、左脳を休め、自分の気持ち・精神を開放してやる必要があります。
その際、色んなやりかたがあります。
左脳を休めるには、右脳を動かしてやればよいので、イメージにまつわることをやればよいわけです。

　・雑誌の絵ばかりを見る
　・空の雲を追いかけてみる
　・目の焦点を合わせずにぼんやり景色を見る
　　．．．

呼吸法なども、安定した精神を取り戻すためのテクニックに使えると思います。

左脳を酷使する仕事の場合は、このようなリラックス法を取り入れることで、安定した精神状態を保つ手助けになると思います。
体を使うお仕事であれば、どこかに座って休憩すればよいですが、左脳を休憩させるには、それなりの方法が必要になるということです。
通常、何気なく休憩していますが、左脳の休憩を意識して休養すると、その効果が増すと思っています。

「視野を広げ、人間に幅をつける」ということが、リラックスのためのベースになると考えています。

ちょっと職業病的な考え方かも知れませんが。