ゆっくり、のんびり、あせらずにやるしかない

波乱万丈な日々も落ち着いてきたと思っていたら
母がアルツハイマー型認知症になりました。

認知症が疑われた出来事

2025年01月26日 15時32分56秒 | 母と私の毎日

そもそも認知症の診断を受けることになったのは、

9月中旬に母が運転中に迷子になったからです。

夫さん透析で心電図で不整脈があるから一人で運転して返せないと

病院から電話があって、隣に私が乗ってなら運転してもいいと言われ

私を母が病院まで送ったその帰り道のこと

夫さんと帰ってきたらもうとっくに家にいるはずの母がいない。

電話をかけると、道に迷っているでも大丈夫帰るからと言って

一方的に電話を切る。何回か電話をしてもこちらの話には無視

一方的に今どうしているか答えるだけだった。

最終的に隣の区の警察署の地域課の警察官から電話

川ののり面に落ちてレッカーしてもらった。

母は田んぼに落ちたと言っていたけど

警察官には午後3時ごろ娘を大学病院送ってから

ここにずーといると言ったらしい。

私は午後6時に夫さんの病院に送ってもらったと答えた。

そのことを母に警察官が聞くとああそうだそうだと答える

それで、認知が少し入っているかもしれないと言われた。

レッカーの人が車と母を連れてきてくれた。

もし、その時まともな答えをしていたら

レッカーしてもらった後自分で運転して

さらに遠くに行ってしまったかもしれない。

不幸中の幸いだと思う

母が言うには、病院の駐車場を出たところまでは覚えている

その後のことはわからない。でも見たことのある景色

植物園に行ったこともあるし、

日程君のお薬貰いに行った事のある場所

児童部のある入所施設に行く道とか

似たような景色があったから

見たことのある景色なのかも

川沿いの道なんて似たりよったりだけど

途中で止まって道を聞くとかしなかったの?

何にもなかったと言う

日程君じゃないけど道なき道を走ったのか

のり面に落ちて動けなくなって良かった。

JAFの会員だったけど覚えてなくて良かった。

近くの民家の人に警察呼んでもらって良かった。

認知を疑われて良かった。

そして10月上旬免許センターから電話が私に

母の認知症の検査が必要とのこと

運転を続けるのであれば認知症ではないという

診断書が必要なので診断書を送るという内容

たまたま私の大学病院受診日だったので

主治医の先生に一連の話をしたら

M病院が専門の病院だから

一度しっかり診てもらうと良いですよと言われて

物忘れ外来のあるM病院に予約した。

そして12月上旬にアルツハイマー型認知症の

診断が下ったのです。

もし、あのとき迷子にならなかったら

今もバリバリ運転していて

自損事故ならまだしも誰かを巻き込んだ事故を

起こしたかもしれないと思うと

これで、良かったんだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

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ファブリーズって何と言う母

2025年01月26日 15時10分27秒 | 母と私の毎日

母、ファブリーズの詰め替えを探していて

見つからないと言うので一緒に探す。

詰め替え用のいろいろなものが入っている箱にあった。

この箱に入れたのは母なのよ。

キレイキレイ詰め替えを見てこれは何と聞く

これは、手を洗う石鹸だよ。と答える。

ビオレの詰め替えを見てこれは何

体を洗う石鹸だよ。と答える。

そしてファブリーズ詰め替えを見て

容器に入れながらこれは何って聞く母

おいおいファブリーズ探してたんじゃん

母が言うには寝てばかりいるからボケてしまった。

確かに運転免許証自主返納してからは、

ほとんど出かけることもなくて

雪も降らないから雪堀しないし

午前も、午後も昼寝しているけど

それもあるけど、認知症なのはわかってないかな

今でも、何で保健師さん(介護認定調査)いつ来るの

家に来る福祉関係の人は保健師さんだと思っている。

そのたびに答えている。

今度いつ来るの?2か月後くらいと答える。

どうしてそんなにかかるの?

介護申請する人が多いからだってと答える。

どうして介護申請したの?

エンドレスな会話が続くのでした。

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