脱臼なのだ～いてててて

それは、その日最後の一投。



投げた瞬間からミススローとわかったのですが、

いつになくやる気のあったがぶは、

けなげにもキャッチに行ってしまった。



この一投さえなければ・・・。

キャンキャンキャン！！

公園中に、ものすごい鳴き声が、しばらく響き渡りました。

もともと病院の先生にも「我慢強い子だねぇ」といわれていたほどなので、

さすがに僕もかなり焦りました。

膝蓋骨脱臼。

もともとヒザが弱いと言われていた、がぶ。

とはいえ、素人の僕らには、具体的にどういう状態で、どういう動きが悪いかが、

イマイチピンときていませんでした。

今回詳しく聞いて、初めてわかりました。
（リンク可能かわからないので貼りませんが「犬　膝蓋骨脱臼」で検索すると、すぐ出ます）

やはり、斜めに落ちていったディスクを、身体を捻って取りにいったせいだと思います。

あと、基本的にヒザが伸びきった時に外れるので、全力疾走やジャンプも危ないらしい。

もし「ヒザが弱い」と言われた方がいらっしゃいましたら、

ぜひお気をつけください。

ということで、今日から３日間はゲージで過ごします。



ここからはカイヌシ、自分自身との闘いです。

がぶ本人はもちろん大変ですが、

痛みも引いて元気な犬を閉じ込めておくのも、それなりの精神力が必要である。

ある獣医師いわく、

「どうせ言っても、まーまず聞かないんだけどね～。

エリザベスカラーも、ナンボ言ってもはずしちゃって、傷口ムチャクチャ腫らしてくるし。

こうやって、絶対安静っていってもゲージから出しちゃうし」

いやいや、僕はがんばりますよ～。エリザベスも最後まで続けたし。
（なんといっても、僕のせいだし…。ごめんよ。）

がんばって治そうね、がぶ。

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